皆さんこんにちは。



今日は東京は雨です。こうやって雨が降ってひと雨ごとに春が近づいてくるんですね。



唐突ですが・・・

私が今、頑張っていること。

・お仕事・主婦業・よつばの会の代表・ガンを正しく知ってもらう活動・お友達との付き合い



おおまかに言うと、この中のいずれかをいつも考えて、あーでもないこーでもないと

頑張っているのです。



その中でもやっぱり、よつばの会の活動の比重が大きいかな~。

自分で立ち上げた会だし、皆さんの為に何が出来るのか?今会員の皆さんの状況は

どうか?などなど。



昨日もよつばの会の卵巣がん体験者の方2名とお話しする機会がありました。

現在お二方とも再発という現実と向き合い、一生懸命治療をしています。

ガンという病気を知って、自分も経験して、何が最も怖いのか、よ~くわかりました。

「再発・転移」です。

ガンは一回の治療(主に手術)でやっつけられてしまえば、本当に全く怖くない

病気なんだと身をもって知りました。

手術、抗がん剤、放射線治療。どれも体への負担が大きく大変な治療だけど、

1度は頑張れるんです。手術→追加治療(抗がん剤・放射線)というコースは進行がんまで

発展してしまったガンの場合、標準的な治療ですが、それでも・・・ここまで頑張って

ガンがおとなしくしてくれていたら・・・患者さんに見えてくる希望の光は明るく、力強いもので

あるでしょう。



やっと辛い治療が終わって、副作用も軽くなってきて、髪の毛も生えてきて・・・

元気になって少しずつ普通の生活に戻れてきたけど。。



再発・転移



この事実を主治医の先生から聞かされる瞬間、そのダメージは最初にガンだと告知される

何倍何十倍何百倍だと想像できます。



昨日会った二人も言ってました。

「再発って聞かされた時は、立ち直れなかった」



そして声を大にして言っていたのは、「もっと早く卵巣がんが見つかっていたら・・・」



よつばの会の会員さんの中でも卵巣がんだった方は多くいます。

子宮頸がんや乳がんなど、検診によって割と早い段階で見つかるがんと少し違います。

卵巣がんの自治体などで受けられる検診は存在しません。患者さんご自身が何か不調を感じ、

医師の判断のもとでエコーやMRI、CTなど詳しい検査をして初めて見つかるケース

がほとんどです。症状がわかりにくく、初期の段階では症状がほとんど出ないケースが多く、

中には内科や泌尿器科などあちこちの病院や科で診察、検査を繰り返して、何も見つからず、

ようやく婦人科を受診して見つかる・・・という経緯を持つ方が沢山いらっしゃいます。



昨日会ったお二人も、何年も不調を感じていつつ、きちんと病院に行って調べているけど

わからなかったり、何でもないと言われたりして、そのままだったという経緯を話して

いました。頻尿、お腹の張り、腹痛など症状はあるけど、なかなかそれが卵巣の異常だと

気づいてもらえない。自分でも知識がないから、そこまでの考えに至らない。

今思えば、ずっと抱えていた不調が全て卵巣からのサインだったとは・・・。

そしてやっと見つかった時には、腹水も溜まってしまうほど進行していて、ステージは3.



大きな手術を受けて、抗がん剤(TC療法)も6クール行ったけど、再発してしまった・・・。



もっと早くわかっていたら。後悔してもしきれない思いが伝わってきました。

だからこそ、もっともっと皆に知ってもらいたい!少しでも何かしらの体からのサインを

見逃さず、もしかしたら・・・の中に卵巣がんという可能性もきちんと感じてほしいと

話していました。

病院のポスターなどに、もしかしたら卵巣がん?というようなものを作って、症状のいくつかを

書いてもらって、その知識・意識を一人でも多くの女性に持ってもらえたら。



とにかく!「正しく知る」ということが一番大事!!!

無用に怖がったり変な偏見を持つのではなく、知ればいいんです。

私もガンになって、沢山のことを知りました。知れば知るほど、ガンという病気にこれまで

自分が持っていたイメージが180度覆されました。

ガン=死という考えも今では全く持っていません。だって、ちゃんと初発の段階で治療すれば

絶対良くなる病気だもの。それには検診をちゃんと受けて早期に発見出来れば、早期に

治療が出来る。これをきちんとわかっていたら、何も怖くない。

それから、ガンっていうネーミングも恐ろしさを助長させてるけど・・・

自分の細胞のコピーミスから起こってしまうわけで、イコール誰でもかかる可能性をもって

いるんですよね。

細胞分裂をしない人間、動物、植物はいないわけで・・・



先日、乳がんだった方が、勇気を出してママ友に病気をカミングアウトしたら、

「本当?じゃあ、死ぬ時は教えてね」と言われたという話を聞きました。



ふ・・・ふっっざけんな~~~~~~~!!!!



アホか~~~~~!



ひっさびさにはらわた煮えくり返りました&ひっくり返りましたよ!



100歩ゆずって悪気なく言った言葉かもしれない。

けど・・・人として言っていいことと悪いこと、あるよね?



も~~~信じられなくて・・・でも、自分も思い返してみたら、???って感じるようなこと

言われたりやられたりした経験はある。ガンになると、誰しもあるはず。

だから今度、裏よつばの会HPとかで、(暗証番号とか必要なページ!)

言われてムカついた名言集でも作ってやろうか?と思ってみたり~~~(笑)



と、興奮しすぎちゃいました(汗)



つまり、このママ友さんも、元をたどれば、彼女の中にガン=死という概念があるから

こういう言葉が出てくるんですよね。



この間違った概念を根本から叩き直したい私ですっ!!!



もうね、活動的に行きますよ!こうなったら。



興奮さめやらぬ私。



そう。大切なのは知ってもらう事。



私も自分になかなかわからない世界を知ることは大事。

だから色んなお友達と会っておしゃべりして、色んなことを知るんです。

って言っても私、そんなに友達多くはないだけどね(汗)

だから出てくるのはいつものメンバー。

松嶋さんとゆかりちゃん。すっかりママの顔。んん?なんだか大変そう!





なかなかご飯もゆっくり食べれず、ジュマちゃん大泣きでおしめを変え、おっぱいをあげ、

そしてたけぞうは、ちょっぴり赤ちゃん帰りでママに大甘え~。

う~ん、お母さんって本当に大変なんだって、友達のこういう姿を見て私も学んでます。

これまで好き勝手に自分の好きなように生きてきた私たちだけど、こうやって母親になって

いくんですね。友達の姿を見て、私も母親というものを「知る」機会を与えてもらっています!