こんにちは。伊東市・中小企業元気アドバイザー、
伊豆夢(イズム)こと
ロックな税理士、原 眞人(ハラマサト)です。
■上位30%が抜けていく町
何年か前にJC(青年会議所)さんに依頼され
講演をしたことがあります。
そのときに、この町の人口や観光の推移などを調べたことが
あります。
そして愕然としたことがありました。
この町で生まれ育った若者の30%は成人すると
この町を離れ、この町に帰ってこない。
「70%残るからいいじゃないか」
そういう発想もあるかと思いますが
パレートの法則によると
中位のレベルがある人が全体の30%に当たります。
これから考えると
乱暴な言い方をすれば、
30%までの中位のレベルの若者がこの町を離れ
70%の下位の若者がこの町に残ることになります。
これは忌々しき問題です。
70%の下位の若者がこの町に残り、家庭を持ち子供を産み
育てる。そして、その子供たちのうち7割の下位の子供が
この町に残る・・・
そうやって負のスパイラルにこの町は陥っている。
現に県下でもこの町の子供の学力のレベルは下位と
なっている。
僕はこの町で生まれ、18歳でこの町を離れ
大人になってこの町に戻り
この町で子供を育ているので
このあたりのことを肌で実感している。
この町のこの負のスパイラルを脱却するためには
優秀な人材が流出しないあるいは優秀な人材が
流入するシステムをどうやって構築していくか?
これを考えるべきだ。
いかに良い観光資源があっても、それを生かす人材がいなければ
何も生まれないし、賢い外部資本に食い物されてしまう。
地方で大事なことは優秀な人材をいかに確保できるか?
これにかかっていると思う。
大事なことは、いつも聖書とロックが教えてくれた。
ラヴ&ピースKeep on Rock’n
今日も楽しく、誇りをもって行こう!