伊豆夢（イズム）こと
ロックな税理士、原 眞人（ハラマサト）です。
■伊東のこんなエリアに出店してはダメです！~地域戦略～
先週は今年初のスペース伊豆夢でした。こちらをクリック
昨年１０月からずっと、収支構造から経営をみる
勉強をしてきましたが
今月からは、しばらくやっていなかった社長塾を
再開しました。
学ぶのは「地域戦略」
「顧客戦略」と並んで、ランチェスター戦略では
根幹をなす重要な戦略です。
「強者と弱者の戦略コンセプトの違い」
「経営における必勝の条件」
「郡部型一騎打戦的地域」
などをＤＶＤを見ながら学んだ後
アウトプットを兼ねて伊東市や周辺の町の
様子をメンバーで話し合いました。
伊東市は伊豆半島にあるため
まさに郡部型一騎打戦的地域に該当します。
郡部型一騎打戦的地域は独立性が高く強者が参入しにくい
半島である伊豆は弱者が事業をするには
とてもやりやすい場所となります。
しかしながら、この伊東市にも
ここ１０年ほどで大手が参入してくるようになりました。
マックスバリュー、かっぱ寿司、はま寿司
魚民、カインズホーム、ユニクロ、しまむら
ハックドラッグ、クリエイト、ココカラファイン・・・
そして、この３月にはドンキホーテがオープンする。
ドンキホーテは、はま寿司に隣接します！
強者と立ち向かって勝つことは不可能。
伊東に参入してきた大手の事業所の経営力がジワジワ
と地元の事業所に圧迫が加えられ
廃業が相次いでいる。
３年、５年、１０年と事業を続けていくと
例外なく、強者である大手の事業所に負けていきます。
では、僕らこの町の事業者はどうすればいいのか？
やるべきことは、ひとつです。
「強者とは戦わない！」
これにつきます。
戦わないとは、
お客づくりの直接の対象である
「商品」「地域」「客層」で強者とかぶらないようにすること。
強者が扱う「商品」、強者がターゲットする「客層」から
手を引くこと、強者の事業所があるエリアに出店しないことが
鉄則となります。
強者が参入してきたからと言って
「商品」や「客層」を変更することに抵抗があるかもしれませんが
これをやっていかないと、生き残ることは難しくなります。
「エリア＝地域」を変更することは
さらに難しいことですね。
事業所の移転はかなりのリスクです。
なので、「商品」や「客層」を変更が現実的です。
もし、これから伊東市で開業される方がいらっしゃったら
大手の事業所があるエリアは避けたほうが良いです。
大手の事業所は見通しが良い幹線道路沿いや
人が数多く集まる場所に店舗を構えるのが鉄則です。
強者の戦略のコンセプトは「量を重視」
多くの客層、多くの商品を対象とします。
伊東に出店するドンキホーテも
多くの人が集まる伊東マリンタウンの近く
はま寿司やしまむらも出店しているエリアです。
多くの人が集まるからといって弱者がのノコノコ
このエリアに出店したら手痛い目にあいます。
大事なことは、いつも聖書とロックが教えてくれた。
ラヴ＆ピースＫｅｅｐ ｏｎ Ｒｏｃｋ’ｎ
今日も楽しく、誇りをもって行こう！