いつもこのブログに訪れて下さいましてありがとうございます。
「自然治癒力を最大限に引き出すために何をすれば良いのか!」
予防医療センター『HAP』バイタルリアクトセラピールームからの
健康と幸福を手に入れて頂くための情報発信です。
今日のテーマは
『ストレートネックが会社を滅ぼす』
数年前に北貞夫著『ストレートネックが会社を滅ぼす』
~これでは会社を辞めるのも当たり前~
という書籍を読んで記憶に残っていました。
云わんとする
「慢性疲労、うつ、頭痛、めまい、など従来不定
愁訴といわれた原因不明の諸症状は首の
カーブが失われたことに原因がある」という見方で
これにより会社を休職する社員が沢山増えて
これらの社員にかかる経費で会社が食いつぶされ
滅びて行くという話でしたが私には納得できました。
そして私の患者様である大企業の社長さんは
最近会社の敷地の中に社員専用の
スポーツジムとカイロプラクティック治療を
受ける事が出来るスペースを作られました。
先進的な考え方に敬意を表します。
少し昔にはストレートネックと言う言葉もなく直立
頸椎と呼ばれ、レントゲンでの検査でもこのような
首はあまり見る事は無かったように思いますが、
最近は不定愁訴、自律神経失調症等を訴えられ
る患者様のレントゲン検査を拝見するとストレート
ネックになっている事は珍しくありません。
ここ20~30年で確実に頸椎に異常が見られる方が
急増しています。
花粉症やアレルギー症状などの過敏症状や、
逆に反応が鈍くなって起こっていると思われる
症状などで首の改善が進むと、これらの諸症状
が緩和する例は沢山経験しています。
という事は頸椎のみならず脊椎全般での歪みは
何らかのかたちで脊髄神経の役割である脳と
身体の通信システムを障害しているのでしょうね。
脊椎を整えて通信障害が回復すると諸症状が
緩和すると考えられます。
であるとすれば、私たちの身体に不調が起きた
時には最初にそこから手がけるべきではない
でしょうか?
特に私たちが行うバイタルリアクトセラピーは
優しい振動刺激を神経に加えるだけですから
危険性も副作用も無くて安全な治療です。
~VDT症候群にご用心~
最早、私たちの仕事や家庭生活でもパソコンの
無い生活など考えられない時代ですね。
文明の利器の発達は、われわれの暮らしを大きく
変えてしまいました。
しかし、そんな便利さの影に思わぬ落とし穴も
隠れている事を知っておいて頂きたいです。
「VDT症候群」です。
VDTとは、Visual Display Terminal
(コンピュータの表示機器)の略。
毎日パソコンやスマホのディスプレイを見つめ
続けたために起こる眼精疲労や、長時間に渡る
パソコン作業により発生する、体の痛みなどが
おもな症状となります。
ときに深刻な眼病、ストレス障害も引き起こす
ことがあるため、15年ほど前から、前述の書籍の
ように社会問題としてクローズアップされつつあります。
しかしながら、個人レベルの認識はまだ浅いようです。
●VDT症候群による症状
少し前のデータによると
1位「目の疲れ・痛み」
2位「首、肩のこり・痛み」。
3位「腕、手、指の疲れ・痛み」
4位「腰の疲れ、痛み」
5位「背中の疲れ・痛み」
6位「足の疲れ、痛み」
●3大症状を分析すると…
それでは、トップ3の症状を詳しく見てみることにしよう。
あてはまるものがあれば要チェックして下さいね!
【目の疲れ・痛み 】
眼精疲労は多くの人が感じるいわゆる「疲れ目」と
呼ばれるものです。眼精疲労が引き起こされるしくみ
は、大きく二つのタイプに分けられます。
ひとつは、「筋肉疲労タイプ」、もうひとつは最近特に
増加している「ドライアイタイプ」です。
「筋肉疲労タイプ」
ものを見るとき、目の水晶体というカメラのレンズに
あたる部分の厚みが変化してピントが調節されます。
水晶体の厚みを変化させるのは、水晶体の周りに
ある毛様体筋と呼ばれる筋肉です。
遠くを見るときは、毛様体筋の緊張がゆるみます。
逆に、パソコンなど近くのものを見るときには、毛様
体筋が緊張するのです。
また、スマホなどパソコンよりも近くのものを見ると、
毛様体筋がさらに緊張します。毛様体筋がコリ固
まって、その結果、目が重く感じたり、視力が低下
したり、日の奥が痛んだりします。
日常生活では、毛様体筋がゆるむことが少なく、
緊張状態が持続していることが多いため、毛様体
筋に大きな負担がかかり疲れ目の症状が現れて
頭痛や肩こりを引き起こすのです。
「ドライアイタイプ」
涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の質が
低下することによって、目の表面を潤す力が低下
した状態をドライアイと呼びます。
現在、日本では約800~2,200万人ものドライアイ
の患者さんがいるといわれ、オフィスワーカーに
おいては3人に1人がドライアイという報告もあり
年々増加傾向にあります。
ドライアイの症状
目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・
まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の
不快感を生じます。目を使い続けることによる
視力の低下も起こります。
ドライアイによる目の障害
涙は目の表面を潤すだけでなく、角膜や
結膜の細胞に栄養を供給しています。
ドライアイでは、目の表面の細胞に傷が
できやすくなります
【首肩のこり・痛み 】
キーボードを叩き続けたり、長時間、同じ姿勢を
とっていると筋肉疲労が起こります。血行も悪化し、
首から肩にかけ痛みやこりが頻発。とくに腕を
宙に浮かせたり、前かがみになっていると、
頚椎や首の筋肉に負担がかかり過ぎて痛みが
生じやすい。極端な目の疲労から、これらの
ひどいコリや頭痛に発展してしまうこともあります。
【腕、手、指の疲れ・痛み】
首や肩が凝ると、次第に腕にも痛みが広がるように。
「だるい」「しびれ感がある」といったうちはまだよいが、
ほうっておくと耐え難い激痛に悩まされるように…。
このようなパソコン作業による、首や肩、腕の疲れ・
痛みを「頚肩腕(けいけんわん)症候群」と呼んでいる。
また、長時間、入力作業をしていると「腱鞘炎
(けんしょうえん)」という手指の炎症に発展することも!
筋肉と骨をつないでいる腱とそれを包む腱鞘がこすれ、
炎症を起こしてしまうのだ。
ひどくなると、手首の親指側や指の付け根などに激痛が
はしったり、曲げた指を伸ばせなくなることも起こります。
●心の病にもつながる!?
「たかが疲れ目くらい」「肩こりなんてよくあること」などと
放置しておくと、頭痛や睡眠障害、食欲不振、過食、
生理不順、不安感、抑うつ状態などさまざまなストレス
症状を招くこともあります。
ときには心の病「テクノストレス」を引き起こす場合も
あるのです。
とくにパソコンにしがみついているうちに、イライラが募り、
うまく対人関係が結べなくなる「テクノ依存症」は深刻。
体のトラブルは、心の不調のサインでもあります。
気をつけましょう!
これはストレートネックになっているのに気付かない
ままで放置して骨や椎間板に変形を来してしまい
その変形が神経を圧迫してしまう事により起こると
推測されます。
定期的に骨格のチェック特にストレートネックの
チェックを受ける様にして頂きたいですね。
●原因はパソコン環境と姿勢
それでは、VDT症候群を防ぐためにはどうしたら
よいのだろう?
ポイントは長時間のパソコン作業を避けることと、
作業環境を整えること。知らず知らずのうちに
自分でも気が付いてない悪い癖が身について
しまっている場合が多いです。
さっそくご自身の作業スタイルを見直して
頂きたいです。
◎ 1時間作業したら必ずタイマーをかけてでも
10~15分休憩をとるようにしましょう。
出来ればその際、体を軽く動かしたり、遠くを
眺めるなどのリフレッシュを。
◎ ディスプレイの明るさは室内と同じくらいに
調整する。
位置は目線とほぼ水平の位置に。
モニターが小さなサイズは長時間の仕事には
向きません。
◎ キーボードを置くデスクは奥行きがあり高さの
調節できるものを。
作業時に腕が浮くようなものを選ばない。
◎ 椅子の選び方も大切です。何よりもリラックス
して座れる事。
骨盤を真っ直ぐに立てて座れて背もたれ部分
が十分に支えてくれるものが良いでしょう。
座面の高さは、足裏全体が床につくくらいがベスト。
◎ 意識的にまばたきをしよう。
目が乾かない様に自分でも意識したり専用の
目薬も効果的です。
このほかマウスやソフトウェア、キーボード、
テンキー入力機器なども、ストレス無く作業
しやすいような物を選ぶことが大切です。
●パソコンやスマホを使い過ぎていませんか?
VDT症候群は、パソコンやスマホ中心のライフ
スタイルが引き起こす生活習慣病のようなもの
となっています。
さらに突き詰めれば、仕事至上主義や人間関係の
希薄さによりコミュニケーションからの逃避がそもそもの
原因、ともいえるかもしれませんね。
職場では同僚との会話を楽しみながらランチしたり、
家族で囲む食卓ではテレビを消してスマホも収めて
会話を楽しみながら食事をするように心がけては
いかがでしょう?
「もしかして、VDT症候群?」と思ったあなたは、
一度生活そのものを見直してみよう。
●絶対にやっておくべきはストレートネックのチェック
いろいろ書きましたが結局のところ皆さんに
訴えたいのはストレートネックの予防をしっかりと
して頂きたいのです。
ストレートネックになっているのに気が付かないで
放置すると必ず椎間板や背骨自体が変形して
しまいます。
ですから大切な脊髄神経の通り道である背骨を
変形させない様に定期的なチェックをして頂きたい
のです、バランスを崩したままで放置すると必ず
変形してしまいます、変形により神経が圧迫される
と脳と身体の通信障害が起こり様々な不調が
始まります。
脳と身体が神経を通して正しく通信が出来て
いると自然治癒力がしっかり働いていつも
健康な状態に回復させてくれるのです。
この生まれながらに与えられた素晴らしい
能力を疎かにしないで、しっかり守ることが
健康に幸せに生きるために最も大切なこと
だと早く気付いて下さいね!!
そのために頸椎や骨格全般のカイロプラク
ティック的なチェックを受けてみて下さい。
お近くのカイロプラクティックオフィスに問い
合わせるとその方法は教えてくれると思います。
分からない方は私共の『PLAY HAP CLUB』で出来ます
のでお問い合わせください。