事なかれ主義の賛否をともかくとして、事なかれの人生を望む人もいるかと思う。
そういう人種に最適の方法があるにはある。
慣れるまでは理不尽に感じる場合もあるだろうが、いちいち難問が発生する人生に比べれば、心の負担は軽減されることだけは間違いないだろう。
その方法とは、つまり、「感謝されるべき人に感謝し、感謝するべき人から感謝されるようにする」ということだ。
本来、こちらが「ありがとう」と感謝してしかるべき相手に「ありがとう」と言わせ、こちらが「ありがとう」と言ってもらうべき相手には「ありがとう」と感謝をする、そういうことだ。
具体的にどうするか?ということだが、例えば、自分が世話になった相手には倍返しのつもりで何かを提供する。
無論、金品のことではない。
無償の善意を提供するように心がけるのだ。
そして、感謝されるべき相手には、感謝できる箇所を徹底的に見つけ出し、心からその部分に感謝するよう心がける、それだけの作業だ。
この方法を実践していると、確かに「バカを見る」瞬間はあるが、そこで損得を度外視して貫いていけば、トータルでは何事も上手くようになるから、不思議な方法であるが確実に、悩みの少ない幸せな人生が手に入るので、トラブルの多い人生が嫌だと思うのなら、試してみるのも良いだろう。
ちなみに「事なかれ」とは、「嫌な事がないと良い、波風立たないことを希望する」という意味だが、実際には「幸せなことがあって欲しい」という自分の心理に自分自身が速く気が付くことがまず、先決なのだが。