≪中2・12月11日≫
…古い写真を見て
有香「これ誰？」
母親「○○さんのお兄さんたち」
有香「たちさん？」
母親「違う。名前じゃない。お兄さんたち。お兄さんが二人いるのよ」
≪中2・12月15日≫
…今年度、PTAの専門部の部長を務めています。本部の役員さんほどではありませんが、学校祭をのんびり楽しむようなゆとりはありません。
母親「(次年度は)PTAをやめようかと思うけど、どう？」
父親「どっちでも」
有香「PTAが良い」
母親「お母さんがPTAしてなかったら、学校祭で一緒にフランクフルト買ったり、うどん食べたり出来るよ。PTAしてたらフランクフルトに一緒に並んだり出来ないよ。それでも良いの？」
有香「PTAや、当たり前や」
母親 
有香「お母さんはPTAをしているからこそ、お母さんや！」
≪中2・12月19日≫
…火事のニュースを見たときのこと
有香「119は前は112だった」
母親「本当？」
有香「本当」
母親「誰から聞いたん？」
有香「学校。調べてご覧」
112番から119番に変わった理由は単純に誤接続が多かったため。
またその頃は俗に言う『黒電話』が普及していたわけですが、素早くダイヤルできる「1」を2度回した後、時間の掛かる「9」を回してもらうことによって落ち着きを取り戻してもらおうという意図もあったようです。
…本当でした。電話について説明しようとして
母親「昔の電話はね、」
有香「知ってるで」
…絵を描き始めました
有香「これやろ？昔の電話」
物知りです
≪中2・12月16日≫
…13日に「上着を着ないと風邪を引くよ」と言われたのに上着を着ず、風邪を引きました。
母親「先生の言うことを聞かないからこんなこと(学校を休んで病院)になるねん」
有香「はい。本当に申し訳なくて、ごめんなさい」
母親「申し訳ないってどういうこと？」
有香「迷惑をかけすぎて…」
「申し訳ない」「迷惑をかける」などの意味を理解しているようです。
≪中2・12月19日≫
…断捨離の一環で、アルバムの整理をしています。もう、一月以上かかっています。
母親「今日中にやってしまうから(邪魔しないでという意味)」
有香「やっちゃって！張りきって頑張れ～。最後までやっちゃって～」
左のアルバムの中身を整理しながら、右のアルバムに移し変えました。5冊では足りませんでした。
大きくて重い昔のアルバム。重すぎて、戸棚から出すこともありません。
結局、アルバムの写真の移し変えと、アルバムに入れずに放置していた写真を整理するのに、ナカバヤシのアルバム12冊とコルソグラフィア6冊が必要でした。
≪中2・12月中旬≫
…学校に人気者の男の子がいます。女の子が「好き」と言うと、「いいっす(結構です)」と、即答するそうです。
母親「○○君に『好き』って言うと、『いいっす』って言われちゃうんだって。だから有香ちゃん、○○君に「好き」とか言っちゃダメよ」
有香「私は『いいっす』って言われても『いいっす』」
母親「ダメ！女がすたる」
≪中2・12月20日≫
「片付け・収納」のブログを参考にしていたら、いつの間にかイッタラにはまってしまいました。
…母親がイッタラのロゴマークの小さいシールをはがしていました。
有香「私がシールはがす」
母親「小さいから難しいよ」
有香「出来る」
…有香がはがし始めました。
有香「シールはがせるってどうよ！」
母親「すごいね。それ、小さいからはがしにくいでしょう？」
有香「いいや！どうってこともないよ」
≪中2・12月21日≫
…父親がオルゴールのCDをかけました
有香「誰？この音楽つけたん」
母親「お父さん」
有香「止めて欲しい、気が曲がる」
母親「気が曲がるって何？」
有香「集中できない」
母親「意味は分かるけど、気が散るって言うねん」
≪中2・12月22日≫
…有香に洗濯物を干してもらいました。
母親「綺麗に干してよ！」
有香「私だって一生懸命やっているのに。私、これ、向いてへん」
母親「向いてるとか、向いてないの問題じゃないと思うけど」
…洗濯板を見て
有香「それ何？」
母親「洗濯板」
有香「昔ちゃうのに」
母親「ワイシャツの首の所とか、袖口とか、これでこすると綺麗になるの」
有香「そうなん」
母親「昔の人が洗濯板使ってたの知ってるの？」
有香「知ってるよ。洗濯機が無かったから、ゴシゴシ一生懸命やってたんやろ」
≪中2・12月27日≫
…まーごん家を訪ねます。新幹線を降りて、タクシーに乗りました。
母親「○○小学校分かりますか？」
運転手さん「分かります」
運転手さん「里帰りですか？」
母親「お友だちの家に行くんです」
有香「ダウン症の友だちです」
母親
そんな詳しく言わなくても…焦りました
≪中2・12月28日≫
…まーごん家で、まーごん(小2)＆ご長男のT君(小6)と楽しく遊びました。ゲーム用のピグを作るときのこと。
T君「有香ちゃん、有香ちゃんのお父さんの髪は？」
有香「すけてる」
母親 
T君「有香ちゃんのお父さんのメガネは？」
有香「割れてる」
母親
有香はよく見てると、感心しました