全部だきしめて | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

≪27年1月4日≫
バンクーバー発、羽田行きの飛行機の中で、KinKi Kids Specialを聴きました。
有香が生まれる前、1997年の『全部だきしめて』という曲が心にしみました。



きみがいたから 勇気を覚えて
知らない場所も 目をつぶって走れた
きみのためにできること
あれからずっと探してる
全部だきしめて きみと歩いて行こう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみと歩いてゆこう
きみが笑うなら きみの笑顔まで

何か1つなくした時に
人は知らず何かを手にする
きみのためにできることを
あれからずっと探してる
全部だきしめて きみの近くにいよう


小学生の頃から、お友だちのように出来ないことが苦しくて涙する日がありました。
自分自身から取り除くことが出来ないダウン症に苦しむ日がありました。
涙する有香を抱きしめながら、泣いた日もあります。
でも、この歌のように、私は確かに『何か』を手にしました。

最近は『ダウン症でも良い。ありのままに生きて行く』と言ってくれるようになりました。
この春には高校生になります。
これからも、有香のためにできることを探していきますが、もう幼い子どもではありません。自主性を尊重しながら、共に歩いて行きたいと思います。