≪中3・11月19日≫
…朝起きて来た時の会話
母親「お誕生日おめでとう」
有香「ありがとう」
有香「私、お姉ちゃんやな」
母親「どうして？」
有香「♪じゅうご～で ねぇ～やぁ～はぁ～ 嫁に～い～き～ や」
母親「有香ちゃんも嫁に行きたいの？」
有香「行きたい！」
母親「どこに嫁に行きたいの？」
有香「Y君。男の人は18歳で結婚できる。女の子は16歳で結婚できる」
母親「そんなん誰が教えてくれたの？」
有香「Mさん(デイサービスの責任者)」
母親「じゃあ、有香ちゃんは結婚できるの？」
有香「高校のお誕生日が来たら結婚できる。次のお誕生日やで！」
母親「残念ながら、Y君(同学年)も来年16歳だから結婚できません」
有香「…」
≪11月20日≫
有香「嫁に行く」
母親「お父さんとお母さんを置いて？」
有香「うん」
母親「結婚して嫌になったらどうする？」
有香「戻って来る」
『赤とんぼ』 作詞：三木露風、作曲：山田耕筰
１ 夕焼小焼の赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
２ 山の畑の桑の実を 小かごに摘んだは まぼろしか
３ 十五でねえやは嫁にゆき お里のたよりも 絶えはてた
４ 夕焼小焼の赤とんぼ とまっているよ 竿の先