型はめ | YUKAのおもちゃ箱

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ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。


型はめは文字の認識につながる大切な遊びです。丸・三角・四角などの簡単な物を作ると良いでしょう。
丸がはめれるようになったら、四角、そして三角へとすすみましょう。
三角は向き(▲ ▼)が違うと、同じ物に見えないようです。
▲と▼が同じと認識できるまでには長い時間が必要です。

用意するもの

木の円柱・三角柱・立方体など(1辺が5~6㎝)
コルクボード
カッター ボンド など


私は『枠にはめる』『枠をはめる』の2パターンの型はめを作りました。
遊ばせてみた結果『枠をはめる』方は不要と感じたので、『枠にはめる』型はめの作り方と遊び方のみ記載します。


作り方(円柱)
①円柱(直径6㎝)をコルクボードの厚み分(約1㎝)鋸で切る
②コルクボードを直径13cmの円形に切り中心に円柱の直径+3㎜の穴を開ける
【△】厚みのあるコルクボード 加工が困難
【〇】薄いコルク 加工してから数枚を貼り合わせる

四角や三角も同様に作ります。
※写真では左上の円柱を木の台(10×10㎝)に貼ってありますが、台は無い方が良いようです。

遊び方

最初から手に握らせて「はめてごらん」と言っても、はめることは出来ないだろうと思います。
最初は型の上に1㎝程ずらして置き、ちょんと押すだけではまるところから始めましょう。
押してはめる練習を繰り返し、最後に手に握らせて、はめられるようにと導きます。


手に握らせて、一人ではめられる様になったら、形を見分ける練習をします。


間違えて、違う型に入れようとしたら、それとなく手でふさぎます。


あるいは、それとなく引いていき、視界からはずします。
大切なのは、大人が子どもに『間違えさせない』工夫をすることです。
型はめに限らず、成功体験を積ませることが大切だそうです。
成功したら、大げさに褒めることも大切だそうです。


見て判断する能力・手の働きを育む