就学懇談会 | YUKAのおもちゃ箱

YUKAのおもちゃ箱

ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

≪平成17年11月20日≫
就学懇談会で先輩ママお二人から経験談を伺いました。


●活動を始めた時期

・夏休み。先生方はとてもお忙しい。夏休みなら比較的時間をとっていただきやすい。

・兄弟が上の学年にいるので、行事のたびに小学校へ連れて行きアピールをし続けた。


●実際的なこと

・1月ごろクラス編成があると聞いたので、幼稚園で同じクラスだったお友だちのリストを学校に提出した。提出に当たっては保護者の了承を頂いた。(効果は不明)

・トイレを様式に改修してもらうなどの工事が必要な場合は、早めにお願いした方が良い。

・洋式トイレに子供用の便座を用意してもらったが、いざ座ってみるとトイレットペーパーに手が届かなかった。

・小学校は原則、徒歩通学なので、最初に校長先生に車での通学の許可を頂いておくと便利。

・入学式の前日、式が行われる体育館を子供と一緒に見学させてもらった。

・給食は冷えているというイメージがあったが、スープなどがとても熱いので注意が必要。

・ランドセルや牛乳パックなどの開け方の練習をしておくとよい。

・養護の先生には、担任の先生から伝えてもらうのではなく、直接連絡を入れておくのが良い。

・クラス担任の先生だけでなく、学年の他のクラスの先生方とも顔見知りになるのが良い。

・最初の懇談会の時、他の保護者に子供のことを説明し、お願いした。「…みんなの力が必要…」

・先生にお願いして、保健室・図書室・給食などの写真を撮らせてもらいカードを作った。そのカードで、明日の行事を知らせている。例「明日保健室行くよ」「明日給食あるよ」


●普通クラスに在籍の場合のあれこれ

・子供をボーっとさせない為に(母親が)毎時間の課題を準備して持たせている。

・クラスの中で、日番・給食当番(お盆係などは人に迷惑をかけない)などをさせて欲しいと頼むと良い。

・【しずかに】などの『言葉のカード』を作り先生に渡してある。先生が必要に応じ子供にそっと渡してくれる。受け取った子供は、カードを読んで、ある程度指示に従える。

・始まりと終わりの“時間の見通し”がつきにくいので工夫が必要。

・給食を時間内に一人で食べられない場合、迷惑をかけるなら、最悪、食べれなくても良いと思っている。

・子供が疲れた場合、授業からの取り出しをお願いしている。子供の息抜きになる。取り出しの時には、特別支援の学生ボランティアさんが相手をしてくれている。

・クラスのお世話好きの女の子達が、あれこれ手伝ってくれるが、子供にできることはやらせた方が良い。

・心配事を先生と話し合える環境を作るのが大切。

・怪我をさせられた時には問題にならず、怪我をさせた時には問題になった。理不尽と思えることは、先生との話し合いが大切。

・なかよしクラスの先生にお願いして、なかよしクラスの教室へは入れないようにしてもらっている。

・入学前、学校側から毎日の付き添いの要求は無かったが、春に校長先生が変わり、毎日の付き添いを要求された。急なことで、妹を見る人が見つからずとても困った。校長先生が変わっても方針が変わらないように確認しておくことも大切。