夢の理解 | YUKAのおもちゃ箱

YUKAのおもちゃ箱

ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

≪2年生・1月2日≫
…朝方の寝言
有香「有香ちゃんの桃が無い!」
父親「桃を食べる夢を見たの?」
有香「ううん」
母親「じゃあ何?」
有香「汁!」
父親「桃の汁を飲む夢を見たの?」
有香「うん」
父親「誰と?」
有香「…」
また眠ってしまいました

 

 

起きている時には、自分のことを『有香ちゃん』ではなく『私』と言います。昨年の11月頃、突然『私』を使うようになりました。誰かに教わったのだと思い有香に尋ねると、クラスメートが「有香ちゃんじゃなくて私って言うのよ!」と教えてくれたとのことでした。
最初は「有香ちゃんは、あっ私は…」と、自分のことを『有香ちゃん』と言ってから『私』に言い直すことが多かったのですが、最近は『私』という言葉がスムーズに出てくるようになりました。お友達の存在は本当に有難いと思います。 

 

 


…起きてきた時
有香「怖い夢を見た!」
母親「どんな夢?」
有香「プルートがライオンに食べられた!」
母親「それでどうなったの?」
有香「死んだ!」
母親「それでどうなったの?」
有香「お墓入り!」
母親「それでどうなったの?」
有香「二度と会えない!」

 

 

有香の寝言はとてもはっきりしているので、よく聞き取れます。また、とても楽しそうに笑うことがあります。本当に楽しそうに笑うので、どんな夢をみているのかなぁ?と思います。有香は“夢”を“寝ている時に見るもの”と理解出来ています。