完全に昔話ですが、
一人語りですが、
「今それ言って、何になる」な話なのですが、
1980年代後半~1990年代前半の海外旅行では、
どこに行っても、
何を見ても、
高級と言われるヨーロッパブランドのお品を非常にお安く買うことができました!!
非常に安くと言っても、よく考えればそれなりの高価格。
しかし、円高の影響で価格の内外格差が激しく、
日本国内で買うよりはるかに安い。
航空券代や宿泊代を考慮しても、
まだまだ安い。
だから、みんな、欧米はもとより、
ハワイだろうがグアムだろうが
韓国だろうが、香港だろうが、
どこに行っても、お買い物。
そんな感じでした。
今、国内のブランドショップやデパートに
どどーーっと、海外からの旅行客が押し寄せている
その景色をちょっぴり苦々しく見るたびに、
かつての自分の行動を思い出してしまいます(笑)。
(先日の銀座も相変わらずすごかった!)
パリのカンボン通りで購入したシャネルは2~3回使用したのち
手放しましたが、
最近100万円の買取額を載せているリサイクルショップの広告を見ました。
私は、たしか、8万円位で購入した記憶があります。
なんだかもう、物の値段の理解が追いつきません。
ハイブランドの価格設定にはついていけません。
バッグは手元にありませんが、
シャネル本店で経験したユニークな思い出は今も鮮明に覚えています。
「あれを見せてください」とお願いしたところ、
(ブロークンですが一応英語で)
子どもっぽく見えたのでしょう、
英語も聞き取れないと思ったのでしょう、
「あなたに買えるかしら」と小声でささやいた意地悪な接客から始まったのですが、
めげずに話していくうちに、
そして、付け焼刃で仕込んだ仏語をほんのほんの少し
交えて話していくうちに、
どんどん丁寧な対応になって
最後はガラッと態度が変わったのは面白かったです。
「物騒なので持ち歩きたくないから、ホテルまで配送してください」と依頼しました。
フランスの女優さんがお買い物に来られ、
あまりの美しさと堂々としたオーラに
圧倒されたのも、すてきな経験でした。
旅行回数はほんの僅かですが、
このパリでの一例にもあるように、
購入した物は手元から消えても、
思い出や経験は残ります。
やはり、プライスレス。
今になって思うのは、
もっとあちこち行っておけばよかったってこと。
円安やインフレも痛いのですが、
何より、悲しいかな、
体力や気力が20代、30代とは比べ物になりません。
これからは最後までできる限り後悔なきように、
行動、そして行動。
もう迷ったり、躊躇したりしてる場合じゃないお年頃ですからね(笑)。
ということで、
後悔しないために、
前回の記事通り、
TOEICの勉強も始めてみましたが、
これがもう、何度も落ち込む。
難しい。集中が途切れる。
文章が長い、多い。
会話のスピードが速い。
道のりは、遠そうです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんの円高時代の思い出はなんですか?
1ドル80円の頃とか、ありましたよね?
世の中の移り変わりって、本当にあっという間ですね。
暑さが続きますので、どうぞ皆さまご自愛ください!