台風警戒、地震警戒と落ち着かない日々です。
皆さまご安全に。。。
さて、卓球メダリストの早田ひな選手の会見でトレンド入りしたのが知覧特攻平和会館。
明日は終戦記念日ですので、特攻隊について書こうと思います。
私のママ友のおじ様は、特攻隊員として出撃し帰りませんでした。数年前、ママ友のお父様が亡くなったのですが、遺品整理をした際におじ様が家族に残した手紙等の遺品が見つかったそうです。
その遺品を寄贈したのが、海上自衛隊鹿屋航空基地の史料館です。
知覧特攻平和会館は有名ですが、私はママ友の話で初めて鹿屋航空基地史料館の存在を知りました。
海上自衛隊 鹿屋航空基地史料館
https://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/index.html
今年のゴールデンウィークに宮崎に行きましたので、足を伸ばし鹿屋航空基地の史料館に行きました。奇しくもおじ様の特攻日は5月半ばでした。
ホームページを見る限り、知覧特攻平和会館の方が特攻隊員に特化した展示のように感じますが、もちろん鹿屋航空基地の方も特攻隊員一人ひとりの写真があり、遺品を飾ってありました。
今日気づいたのですが、鹿屋は海軍で知覧は陸軍だったのですね。
遺品のおじ様の手紙では、ママ友のお父様の名前を直接目にし、遠くにあった特攻隊は実はとても近くにありました。
たまたまXのトレンド入りしたのでこうしてブログで書く気になりましたが、でなければ簡単に感想を言えない重い見学でした。
鹿屋航空基地の史料館で見たのですが、真珠湾攻撃の訓練は鹿児島湾で行われたそうです。
戦争の始まりがここで、特攻隊もここだというのは皮肉な話ですね。
世界をみれば、依然として戦争があり多くの人が亡くなっています。コロナウイルスしかり、天災しかり、生きている事は当たり前じゃない。
いつもそう思わなければいけないと思いますがつい忘れてしまいます。
終戦記念日は、〈当たり前じゃない〉を思い出させる日でもあるかなと思います。