こんにちは、スナフキンです。



やる気が起きない。

やる気が出ない。

何をするにも面倒くさい。



そんな気持ちになることって

ありませんか。



疲れているから休みたい、

というなら問題はありません。



思う存分休めば、またやる気は出てきます。



しかし、体が疲れているわけでもないのに、

やる気が湧いてこないなら、

ちょっと問題があります。



やる気が出ない原因、

それは”考えすぎ”です。



できない言い訳を頭の中ですることで、

自分のやる気を

自分で削いでしまっているんです。



心理学では、人間の認識領域を


・外部領域(五感で認知できる世界)

・内部領域(体の感覚、感情)

・中間領域(頭の中で考える世界)


の3つに分けて捉えます。



考えすぎというのは、

中間領域(頭の中で考える世界)に

偏りすぎているということです。



具体的にはどういうことかというと、

ネガティブな想像をしたり、

固定観念に支配されて、

身動きが取れなくなってしまっている

ということなんです。



例えば、部屋に物が散乱しているのを見て、

「散らかってるなあ」

と思ったとします。



次に、「でも、明日までに

宿題しなきゃいけないから

今は片づける暇がないな」と

思ったとします。



すると、片づけたいという気持ちと

宿題しなきゃという思いが葛藤します。



そして、どちらをとるか

結論が出せないと、

「ああもう!面倒くさい!」

となるわけです。



面倒くさがりや、気力が弱い人は、

考えすぎな人だと言えます。



自分のエネルギーを

考えることに注ぎすぎて、

体を動かすだけのエネルギーが

湧いてこないのです。



うつは、ネガティブなことを

考えすぎることで起きるのですが、

実際、深く考えない人はうつになりません。



うつ以外にも、対人恐怖や、

強迫観念などの神経症なども

考えすぎる人に起こります。



やる気が出ないときには、

考える時間を減らすために、

目の前の現実を受け入れることや

心で感じることに意識を向けることで

解決します。



頭の中に湧いてくる

言葉のスイッチをオフにして、

目の前にある現実に意識を向け、

身体の感覚に意識を向けます。



部屋が散乱している状況が見える



不快に感じる



片づける



というようにシンプルに、

目の前の現実を

見て、聞いて、感じて、

湧いてきた欲求に従って動くと、

やる気は自然に湧いてきます。



頭の中でできないことを、

ああだこうだ考えるより、

目の前のできることに集中する。



これが、やる気が下がったときの

対処法です。



つい考えすぎてしまうという方は、

効果があるのでやってみてください。