こんにちは!


スナフキンこと、

心理セラピストの竹内です。



先週は、11月だというのに、

早くも30センチ以上の積雪のあった八ヶ岳。



でも、あっという間に、


「どこへ消えた!?」


と思うくらいに、

溶けて消えちゃいました(笑)



まあ、積もったり、溶けたりを繰り返して、

根雪になっていくんですけどね~。



なんか、不思議な感じです。




■自分の居場所の見つけ方



集団に馴染めない、

人間関係を作るのが苦手、

そんな人に共通する信念があります。



それは、


「自分の居場所はどこにもない」


というものです。



この信念を持つ人を、

ビジョン心理学では、

「迷子」と呼びます。



ビジョン心理学には、

「家族の役割」という概念があります。



家族のメンバーには、

それぞれ役割があり、

その役割を通じて、

家族を危機から救おうとしている、

と考えるのです。



「迷子」の役割を持つ人は、

自分が存在を消すことで、

家族を救おうとします。



すみっこで目立たなくすることで、

迷惑をかけないようにしているのです。



「迷子」の役割を持つ人は、

どこに行っても、

「ここは自分がいるべき場所ではない」

と落ち着くことができません。



心の浮浪者……じゃなくて、

心の旅人となり、いろんな仕事や、

土地を転々とする方が多いです。




で、実は、僕自身も

この「迷子」の役割を持っています。




だから、転職も引っ越しもすごく多いです(笑)




今日は、そんな迷える子羊たちに、

「自分の居場所の見つけ方」

について、お話しします。




■あなたは必要な存在です



「迷子」は、家族にとって


≪自分なんて、どうでもいい存在≫


だと思っています。



人から必要とされたいと思う反面、

自分なんて必要ではない、

自分がいたら迷惑ではないか、

という気持ちを拭いきれません。



だから、人と仲良くなりたいという思いと、

あまり深入りしたくないという思いが、

常に葛藤しています。




その思いを統合するためには、

「自分は重要で必要な存在なんだ」

と信じることが必要です。




実際、あなたは常に、

冷静に自分の家族を観察し、

家族のメンバーが大変そうなときには、

手間をかけないようにと、

身をひそめていましたね。



それは、家族にとって、

大きな助けになっていました。



あなたがもし問題児だったら、

きっと両親の負担は莫大なものに

なっていたことでしょう。



もしかすると、

家族がむちゃくちゃになったり、

両親が離婚の危機に

瀕していたかもしれない。



だから、あなたはものすごく役に立っていた。



まず、そのことを認めてください。



そして、これからは、

積極的に家族の力になるのです。



家族の関係を変える鍵、

それは何を隠そう、

あなたが持っているのです。



誰よりも優しく、

そして冷静に家族を観察できるあなたには、

それができます。




まず、家族がそれぞれ何を求めているのかを

観察しましょう。




認められたいのか。

労いが欲しいのか。

感謝されたいのか。

喜んでもらいたいのか。

叱ってほしいのか。

慰めてほしいのか。

一緒にいてほしいのか。

信頼してほしいのか。

尊敬されたいのか。

尊重されたいのか。

理解してほしいのか。

頼られたいのか。

頼りたいのか。

安心したいのか。

背中を押して欲しいのか。

受け入れて欲しいのか。

触れて欲しいのか。

そっとしておいて欲しいのか。




家族のメンバーは、

何を求めていますか。




そして、あなたから、

それを与えてあげてください。




そして、家族だけでなく、

自分の職場、友達、

あらゆるコミュニティーでも

それをしてみてください。




あなたはどこへ行っても、

「あながいると楽しい!」

「あなたがいるとほっとする!」

そう言われるようになります。



そして、「やっぱり自分は必要なんだ」

と居場所を感じるようになります。




インドに行っても、

世界を放浪しても、

あなたのユートピアはどこにもありませんよ。




だって、あなたの居場所は、

見つけるものじゃなくて、


≪居場所はあなたが創るもの≫


だから。




迷子になっている人は、

試してみてください。




あなたの人生が劇的に楽しくなりますよ^^♪