料理を作っていると、初めに作ろうとしていたものと
違うものができることがよくある。
例えば、野菜炒めを作っていたら、酢豚になったりとか、
炒め物をしていたつもりなのに、なぜか煮物になっていたりなど、
初めに思い描いていたものと違うものができあがるのだ。
途中で材料が無いことに気付いたりとか、
気分が変わったときなどに予定を変更するのだが、
そのおかげで思いもよらなかったような
面白い料理やおいしい料理もできたりする。
(残念なことに、ほとんど再現はできないが…)
まあ、事前に材料がそろっているかどうかと確認すれば、
そんなことはほぼ起こりえないのだが、
そのあたりが行き当たりばったりな性格なので、
「まあ、なんとかなるか」
といつも見切り発車で始めてしまう。
ただ、そんなふうに大胆にやってしまうのは、
割と自信があることで、自信の無いことに関しては、
とてもとても慎重になっていたりもする。
例えば、初めて行く場所などは地図を細かいところまで調べて、
入念にチェックするし、新しい仕事を始めるときは、
本当にできるのだろうか、と何度も何度も考え直すことがある。
そんな時、かみさんから、
「とりあえず始めてみなきゃわかんないでしょう」
などと言われてしまうのだが、どうしても躊躇せずにはいられない。
「失敗したらみっともない」 「失敗することは恥ずかしいことだ」
という気持ちがどこかで働いているかも、と
今書いていて思った。
…でこんなことを思いついた。
もし、料理を作るときのような気持ちで、
気楽に新しいことにチャレンジしてみたらどうなるだろうと
想像してみたのだ。
たぶん、途中で「しまった!」ということもありながらも、
何とか途中で挽回して、最後には思ったよりも
いい出来栄えになったりするかもしれない…という気がした。
そうか、途中でうまくいかなくなることは失敗ではなくて、
そこで止めてしまうことから失敗なのか。
軌道修正しながら、最後までやり遂げることができれば、
失敗なんてそもそもありえないということなのかもしれない。
「最後まであきらめなかった人が成功する」
とよく聞くが、そういうマインドを既に自分は持っていたんだ、
ということに気付いた。
まあ、とりあえず何でもやりはじめちゃおうかなあ、
となんか思えてきた。