大峯奥駈道 3
吉野から天川村まで歩いた、大峯奥駈道の3日目 小笹の宿から行者還トンネル西口までの記録です。2016年5月6日。朝は薄い雲が紀伊半島全体に掛かっていました。標高の高い界隈なので、紀州の空が全て見えてしまうくらいの空の広さです。少し歩くと展望がひらけて、大日稲村、その稜線の向こうに葛城金剛が見えました。古くは7世紀、修験者の人たちはあそこを越えてここに来たことをどう感じられたでしょう。生きて帰れない可能性も感じていたのかな。途中、セキレイかな? 道を5分ほどもの長い間、近づいたら登山道沿いに先に飛んで、また近づいたら先に飛んでと…先導してくれる不思議な体験をしました。。ありがとう。この写真を撮ったところ、何だか不思議な雰囲気で少し足が止まりました。梟含め色んな鳥の鳴き声が賑やかなのに、寂しげな雰囲気。この写真の風景・空間の中に人生のあらゆる物が詰まっているはずでした。なんかそんな気がしました。一言でいうと、森羅万象 のような。やがて女人禁制域を抜けます。間も無くすると大普賢岳山頂。今回の旅の最高点、1,779mです。和佐又谷から吹き上げる風がものすごく強かったのです。水太覗からの景色。高々1,500m前後の山とは思えない雄大な景色です。見入ります。絶壁に生える木を拡大してみました。横に生えて上に強く伸びる、ものすごい力強さです。そしてこの辺りからはパラパラと雨が…。行者還岳すぐ近く。2.3年前にはなかった倒木が道をふさいでいます。何だかこの山に限っては撤去せずこのまま腐食するまで置いといてほしい気持ちです。西側に去年の秋に登った鉄山(てっせん)が見えます。とんがったやつです。最後の登り…えげつない斜度だったなぁ。シャクナゲが5月中旬、すごく綺麗なんだそうです。行者還からなしのき出合までの間は、バイケイソウの緑がとても綺麗。この間にはトリカブトも沢山自生しています。やがて、なしの木出合から行者還トンネルへの急な下り。無理矢理育つヒメシャラに元気をもらいます。トンネルまで下山したらいつもは車ですぐ大阪に帰られるのですが、今日はそんなのない為^_^; さらに天川村唯一の信号がある天川川合まで3時間少し15キロを雨の中ひたすら歩きました…。雨でも変わらず綺麗な、大峰独特の青。美しいなぁ。天川川合のバス停に到着です。いつかは行きたいと思っていた奥駈道の一部を歩くことが出来ました。これで四天王寺から高野山、高野山から大峰主稜線、そして吉野から天川村までは歩きました。次は熊野三山に向けて、日が取れたら歩きたいなと思います(*^^*) その時、またこのブログテーマで更新いたします。30daysアルバムに、今回のこの旅の思い出と写真を詰めています。どうぞ誰でもご覧くださいませ^^http://30d.jp/happywalk/132