ふたつのお祈りの違い。
「私の願い通りに
世界を
状況を
誰かを変えてください。」
私は、
そんなふうに
長いこと祈っていたように思います。
そして、その祈りが
届かない事に
強い
憤りを感じていました。
それは、他の人を嫉み、
神やこの世を恨み
呪う程でした。
物質への渇望のみならず、
目覚めへの
渇望は、凄まじいものでした。
ある日、ふと、
思いました。
『私の
思い通りにしたいと言う
強い渇望が無くなる事が
私の本当の願いでは？」と。
「神様、
足らない
足らないと言う
思考に
惑わされされないように
助けてください。
渇望する偽りの自己を
私から
切り離してください。
あるがままの
自分自身に
寛いでいられますように。
私にひかりを当ててください。」
と、繰り返し
祈るようになった。
アレをください。
コレを変えてください。
あの人を変えてくださいとこれほど、
私達が思うのは、
根底に分離から来る
欠如感が
あるからなのだ。
この欠如感が、
リリースされて行くと、
何気ない瞬間にも
寛ぎ、
内にある喜びに
気付いて行く事になります。
祈りとは、
足らない足らないと
渇望する自己（エゴ）の
願いを届ける為の
ものでは無いのだ。
あるがままに寛ぐと、
人生は、楽に
流れて行きます。
川を登るより
川の流れのままに。
そんな根源的な
癒しや祈りに関するクラスを
やっております。
