今現在を見つめてみましょう。
“住んでいる場所”“住んでいる家”“住まい方”です。
そして今現在から少しずつ少し先に目を向けていきましょう。
今住んでいる地域に不満はありますか?
家族みんなで思いつくまま挙げてみてくださいね。
それが終わったら、
『今』から『近い将来』まで、
家族の時間を進めてください。
ライフスタイルの変化で大きく変わってくるものです。
例えば、夫婦2人だけのとき…
“夫婦共に通勤に不便”や“交通の便が悪い”
などでしょうか。
小さな子どもを育てている時期には…
“子どもの学校が遠い”“子どもの保育園が遠い”
とか。
また、慣れない子育ての時期には
“自分の親の家が遠い”
というのも大きな問題になるでしょう。
働くお母さんなら
“保育園の激戦地域かどうか”
も問題です。
そして、子どもが大きくなれば、
“地域の学校の評判の良し悪し”
“繁華街が近く治安が悪い”
といったこと。
もっと先、夫婦2人に戻った頃になれば、また違ったものになるでしょう。
色々と家族で意見が出たところで、
「ではどの辺りに新しく住みたいのか?」
を考えてみます。
例えば…今は夫婦2人なんだけど、
近い将来子どもを欲しいと思っている。
もし子どもが産まれても共働きの予定なので、
自分の親の家や良い保育園の近くが良い。
でも、子どもが少し大きくなれば、静かで近くに公園もあり、
交通の便も良い別の地域に住みたい。
このような場合は、あと数年は希望する地域に賃貸で住み、
その後新たに希望している場所に引越しをして家を建てる…
そういう予定になりますね。
もちろんライフスタイルが予定通り変化していくことは少ないでしょう。
希望する地域に良い土地が見つかるかどうかもわかりません。
でも、漠然とどこに住みたいか…を考えるよりは、
ずっと現実的ではないでしょうか?
それに、いつ頃までに家の購入資金を貯めなくてはいけないか…
というような大まかな資金計画にもなるんですよ。