「自己資金を考える」
新しく家を建てるとき、
自己資金はどれくらい必要なのでしょうか。
自己資金で支払わなければならない費用を紹介します。
まず、家を建てるときに契約書を交わしますが、
このときに必要なのが手付金です。
手付金は、住宅ローンを申し込む前に支払うことになるので、
自己資金が必要になります。
一般的に、契約金額の10%くらいでしょう。
中には、数十万円しか要らない会社もあります。
そして、住宅ローンを利用する場合、
保証料とか事務手数料など現金が必要になります。
この料金は、金融機関によって全く違いますので、
事前に確認してください。
この後、順調に工事が進んでいくと、登記が必要になります。
新築の場合、建物表示登記、所有権保存登記、
そして、抵当権設定登記があります。
それぞれ、司法書士さんの手数料や登記印紙代など、
何十万もかかりますので、予め準備が必要になります。
また、家が完成すると、
家具や家電を新しく買う人が多いのですが、
もちろん、これらの資金は自己資金から払います。
火災保険のことも忘れがちですが、
結構高いんですよ。
それから、あっ、と忘れたころにやってくる、
不動産取得税や固定資産税を納めるにも、現金が必要になります。
このように、自己資金で支払わなければならないものは、
たくさんあります。
おおよその目安として、
契約書に書かれた金額の15~20%くらいは、
準備していた方がいいと思います。