■ホットカーペットを直接敷くこと
一般的なフローリングが、熱に弱いって知っていましたか?
ホットカーペットを直接敷くだけでも影響あり、
徐々に表面がひび割れてきます。
また、床下の断熱状況次第では、結露が発生することもあるので、
熱と結露のダブルパンチで、傷みが加速することもあるんです。
ホットカーペットを敷くときには、
必ず熱を遮るホットマット(銀色のアレです)などを敷いてください。
省エネにもなるので、一石二鳥ですよ。
■フローリングに、直接温風ヒーターを置くこと
これを見落としがちな方は多いそうですよ。
熱風が、直接フローリングに接すると、床の表面がひび割れたり
継ぎ目に大きな隙間ができたりします。
入居時に熱に関する説明をされても、畳暮らしの経験しかない人は、
対策を真剣に考えない場合もあるとか。
■フローリングにカーペットを敷きっぱなしにすること
「フローリングは硬いから」
と、カーペットを1年中敷きっぱなしにすることがあります。
すると、水で濡れた部分を十分に乾燥できなかったり、
梅雨時の湿気がこもったりして、床がダメージを受けます。
気付いた時には、床がフカフカしていたり、
表面の色が変わっていることがあります。
中古物件を買って、敷いてあってカーペットをはがしたら、
フローリングの傷みがひどかった、という事例もあります。
床に湿気がこもらないように工夫してくださいね。
■こまめなお手入れが、床の寿命を延ばします
床の表面は傷がつきやすいものです。
こまめに掃除して、埃や砂が床を傷めないようにしましょう。
水分の吸収を抑えるため、水拭きの回数は必要最小限にして、
できるだけ、モップか乾いた雑巾を使うようにします。
それから、ワックスがけは半年に1回を目安にしてください。
天気のいい日に、風通しを良くした状態で作業をすると気持ちいいですよ。
そうそう、
ダイニングテーブルの下に、防水や防キズの目的で敷物を使っているのなら、
時々めくって、床をチェックしてくださいね。
床を守るつもりが、逆にそれが原因で、床を傷めていることがあります。
湿気や熱から住まいを守りながら、快適な冬を過ごしましょう。
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