■住生活に関する世帯調査
内閣府は、国民の意識を把握するため
定期的に世論調査を行っています。
今回紹介するのは、昨年10月に実施した
『住生活に関する世論調査』です。
調査対象は、
全国20歳以上の日本国籍を有する3千人です。
■新築希望者は減少
「住宅を所有したいか?」
との質問に対し、
所有したいと回答した人は74.9%。
・同じところに安心して住み続けたい
・長い目で見ると所有したほうが有利
などが、その理由です。
「住宅を購入するとしたら新築か中古か?」
の質問に対し、
新築と回答したのは73%。
中古は9.9%。
この9.9%という数字だけを見ると、
それほどインパクトはありませんよね。
しかし、前回の調査と比べると
6.5ポイント増えています。
中古を選択した理由は
・住みたい場所に住宅を購入するためには、
中古住宅の価格の方が手が届きやすい
・中古住宅購入で、
時期をみて建替えやリフォームをする方が、
資金計画などに無理がないから
との声が続きます。
数十年前は
「適齢期になったら結婚し、
一戸建てを新築し、やっと一人前」
と言われる時期がありました。
今は、自分の好きな住まい方を自由に選べる時代で、
周囲からのプレッシャーは少なくなりました。
しかし、選択肢を自由に選べるからこそ
逆に難しいと感じる人がいるかもしれません。
自分がどう過ごしている時に幸せを感じるのか、
あなたは把握していますか?
家族の様子はどうでしょうか?
より幸せに暮らすために、
最善の方法を選びたいものですね。
■暖かいのは良いけれど
この冬は、例年より暖かい地域が多いようですね。
特に沖縄は異常なくらいですね。
そのため、春に開花するはずの植物が
年末に次々と開花したり・・・。
暖かくて大掃除がはかどったのは良いけれど、
新年を迎えることが今一つピンと来ない
不思議な感覚に襲われました。
暑すぎるのも寒すぎるのも苦手ですが、
四季の変化があると安心しますね。