大金が動く家づくり。だからこそ「その過程でいつ、どんな出費があるのかを初めのうちに知っておくことが大切」です。

A.家づくりの過程で順次
<1>業者選び  
 住宅展示場を見学するなどして業者を数社選び、プランや見積もりを依頼する。この時点の依頼は無料の場合が多い。

<2>設計契約
 設計から施工まで手掛ける工務店やハウスメーカーの設計料は、見積もり金額に含まれている場合が多いが、設計事務所に依頼する場合は、設計契約金が必要。

<3>ローン申し込み  
 見積もりで予算がほぼ確定したら住宅ローンを申し込む。この時点で大きな支出はない。各行の窓口のほかファイナンシャルプランナーに相談するのも手。
 ※出費補う「つなぎ融資」
  住宅ローン実行までの当座資金を確保したいなら「つなぎ融資」などを利用する手も。手数料や金利が掛かる。


<4>工事請負契約
 プラン、見積もりを比較し、依頼する業者を決定する。プランと見積もりがOKであれば業者と工事請負契約を結ぶ。業者によってさまざまだが、契約金が必要になることも。

<5>着工
 着工して建物の基礎完成後、工事着手金を支払うのが一般的。費用は総工費の30%程度。建て替えの場合は、建物の解体や減失登記、仮住まいなどの費用が必要。地鎮祭費の用意も忘れずに。


<6>スラブ打ち(棟上げ)
 柱や屋根など、建物の骨組みが組みあがった段階(棟上げ)で中間金(棟上金)を支払うことが多い。費用は総工費の30%程度が目安。棟上式費も必要。

<7>完成!  
 建物が完成し確認検査が完了したら、住宅ローンの手続きへ。

<8>火災保険契約
 ローンの担保として、火災保険加入が条件になっていることが多い。大まかな金額は事前に業者に確認すれば分かるが、契約はローンの実行時期がはっきり分かるこの時期。

<9>ローン契約
 ローンの契約は、原則的に建物が完成してから。保証料や手数料、各種保険料が必要に。建物の登記もこの時期に。登録免許税や司法書士手数料が発生する。

<10>引き渡し
 施主へ引き渡される。この時に総工費の残金(約40%)を支払うケースが多い。総工費2000万円なら出費は800万円ほど。


<11>入居開始!
 新居への引っ越し資金やカーテン、家具などの購入も頭に入れておこう。住宅取得の翌年には不動産取得税が掛かる。



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