今日は、ベランダのトラブルについてお話しします。


「ベランダが傾いた!」という事例は、意外と多いんです。

これは、ベランダを支える柱の基礎工事に問題があります。


本来、基礎コンクリートを流し込む部分は、

事前に十分な地固めをすることが必要です。


このコンクリートの厚みや深さが足りないと、

ベランダの重さを受け止めきれず、

柱が徐々に沈んでしまいます。


柱が沈むということは、ベランダが傾くということですよね。

また、傾いたベランダは、建物までも傷めてしまいます。


この場合、ベランダをジャッキアップし、基礎部分のやり直しをすることが必要になります。

ベランダが変形している場合や、建物の外壁が傷んだ場合には、その処置もします。

いずれにしても、ここは専門業者が対応しないと危険です。

「ベランダにビー玉を置いたら動いた」などといった症状が出たら、すぐに業者に知らせて下さい。

安全を守るためにも、ときどきチェックするといいですね。

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