2-2-5. 問題解決に必要な4つのこと(2)
前回の記事から問題にぶつかった時に必要な思考を紹介しています。
今回は問題の根っこが深い時の対処法です。
前回は「そもそも何故なのだろう?」と問いかけると言いましたがこれをさらに深く掘り下げます。
必要なことその2
問題に対して、次の4つの質問をする
1. 何故この問題が存在するのか?
2. 何故これを問題と考えるのか?
3. この問題を解決したら何が変わるだろうか?
4. この解決策をとれば、他の解決策と何が変わるだろうか?
どうでしょう?
「そもそも何故だろう?」と考えるよりも深い疑問が生まれそうではないですか?
きっかけは「何故だろう?」と考えることで十分ですし、それにより解決することもあります。
しかし、それだけでは解決しない時、この4つの質問をすることでより深い考察が可能になります。
前回の「引っ越しをしたい」という問題を例にして考えてみましょう。
「1. 何故この問題が存在するのか?」「2. 何故これを問題と考えるのか?
」は前回の「そもそも何故だろう?」と考えたところで分かっています。
「家賃が高いので安い方がいい」「通勤(通学)に時間がとられて大変」「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」「部屋の収納が追いつかない」などの理由がありましたね。
また「引っ越しをする」以外の解決策としてそれぞれ、
「家賃が高いので安い方がいい」
→家計簿のチェックで予算バランスを確認・改善
「通勤(通学)に時間がとられて大変」
→車の購入or電車の時間をずらす
「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」
→直接or間接的に苦情を言う、耳栓を購入
「部屋の収納が追いつかない」
→持ち物の整理or収納方法の検討
というのがありました。
こうして3.と4.の解決策を考えると解決策がメリットばかりではないと気付きます。
例えば電車の時間をずらしても所要時間そのものは変わりませんよね?
車を購入すればその維持費にお金を割くことになります。
このように、問題の根が深ければ、4つの質問で掘り下げてゆくことができるのです。
では今回はここまで。またお会いしましょう。
今回は問題の根っこが深い時の対処法です。
前回は「そもそも何故なのだろう?」と問いかけると言いましたがこれをさらに深く掘り下げます。
必要なことその2
問題に対して、次の4つの質問をする
1. 何故この問題が存在するのか?
2. 何故これを問題と考えるのか?
3. この問題を解決したら何が変わるだろうか?
4. この解決策をとれば、他の解決策と何が変わるだろうか?
どうでしょう?
「そもそも何故だろう?」と考えるよりも深い疑問が生まれそうではないですか?
きっかけは「何故だろう?」と考えることで十分ですし、それにより解決することもあります。
しかし、それだけでは解決しない時、この4つの質問をすることでより深い考察が可能になります。
前回の「引っ越しをしたい」という問題を例にして考えてみましょう。
「1. 何故この問題が存在するのか?」「2. 何故これを問題と考えるのか?
」は前回の「そもそも何故だろう?」と考えたところで分かっています。
「家賃が高いので安い方がいい」「通勤(通学)に時間がとられて大変」「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」「部屋の収納が追いつかない」などの理由がありましたね。
また「引っ越しをする」以外の解決策としてそれぞれ、
「家賃が高いので安い方がいい」
→家計簿のチェックで予算バランスを確認・改善
「通勤(通学)に時間がとられて大変」
→車の購入or電車の時間をずらす
「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」
→直接or間接的に苦情を言う、耳栓を購入
「部屋の収納が追いつかない」
→持ち物の整理or収納方法の検討
というのがありました。
こうして3.と4.の解決策を考えると解決策がメリットばかりではないと気付きます。
例えば電車の時間をずらしても所要時間そのものは変わりませんよね?
車を購入すればその維持費にお金を割くことになります。
このように、問題の根が深ければ、4つの質問で掘り下げてゆくことができるのです。
では今回はここまで。またお会いしましょう。
2-2-4. 問題解決のために必要な4つのこと(1)
2-2-1. 2-2-2. 2-2-3. の3記事で問題解決法のフレーム思考をお教えしました。
問題は「集約型」か「分散型」か?
「集約型」なら「ルートマップ」
「分散型」なら「創造的分散法」
問題解決を行うときは、常に「答えの数」を考えるようにしてください。
さて今回から4回、問題にぶつかった時に必要となることを1つずつお教えします。
これは「集約型」と「分散型」の区別なく必要なことなので是非覚えてください。
必要なことその1
問題に対して「そもそも、何故なのだろう?」と問う。
とてもシンプルで簡単で、「え? そんなこと?」と思ったかもしれません。
しかしこの問いを発することは非常に重要な意味を持つのです。
例えばあなたが「引っ越しをしたい」と考えた時、「そもそも、何故引っ越しをしたいのか?」と問うのです。
それはもしかすると、「家賃が高いので安い方がいい」のかもしれませんし「通勤・通学に時間がとられて大変」なのかもしれません。他にも「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」ですとか「部屋の収納が追いつかない」なんてこともあるかもしれません。
しかし、考えてみてください。
本当に解決手段は「引っ越しする」だけでしょうか?
「引っ越しする」のはコストも手間もかなり大きいですよね?
では他の手も選択肢に入れた方がよいのかもしれない。
1. 「家賃が高いので安い方がいい」
これは家賃を下げるために引っ越すということです。つまり家計を苦しめている原因が家賃だとかんがえているわけです。
本当に引っ越しする必要があるのでしょうか?
家計簿をつけているのであれば、それを見てください。
固定費である家賃が、収入に対してどれほどの割合を占めていますか?
一般には手取り収入の30%。もしくは1/3程度が上限だと言われています。
もし家賃が収入の30%を大きく上回っているのであれば「引っ越しをする」のは選択肢の一つとしていいかもしれません。
ただ、他に家計を圧迫しているものがないかは確認する必要があります。
友人との交遊でお金を使いすぎてはいませんか? 食費は? 交通費は? 携帯料金は? 光熱費は? 洋服は?
そうやって確認して、どうしても家賃を減らさなくてはならないと思った時に、「引っ越しをする」という選択肢を選べばよいと思います。
2. 「通勤(通学)に時間がとられて大変」
これはなぜそう思うのか?
通勤にかかる時間を減らすと何ができますか?
もしくは時間が減らなくとも、快適な時間に変換はできませんか?
確かに満員電車に押し込まれて片道1時間は苦痛な時間です.
しかし同じ1時間でも車を使えればどうでしょう?
カーオーディオで英語のCDを使ってシャドーイングの時間にすれば、毎日往復で2時間の勉強時間になります。
または一本早い時間の電車に乗る。もしくは一度逆方向の終点まで乗って、そこから乗ることで席に座っていられるかもしれません。その時間で本を読んだりして、往復2時間の読書タイムができます。
そう考えれば引っ越しをしてまで時間を作る必要があるかどうか、再び自問する必要がでてきますね。
3. 「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」
これはなかなか厄介な住環境の問題です。
しかし対策が引っ越しのみではありません。
この場合「安眠がしたい」というのが「そもそも、何故なのだろう?」の答えですから、それに合わせて対策を講じる必要が出てきます。
一つは直接苦情を言ってしまうこと。これで治れば御の字ですが、そう上手くいかずお隣との確執を生むかもしれません。
であればアパートやマンションの管理人(会社)へ連絡し、間接的に苦情を告げる。
もしくは耳栓を買ってくることで騒音を気にせずに寝れるようにしてしまう。
このような対処方法もあります。
もし耳栓で対処可能なレベルであれば、引っ越すよりも耳栓を買うコストの方が安いですからね。
4. 「部屋の収納が追いつかない」
これは収納問題です。
つまり収納スペースの問題ですが「そもそも、何故?」と考えれば、物が多すぎる可能性もでてきます。
不要なものが多いのかもしれない、収納の方法が悪いのかもしれない、とスペース以外の問題であったと分かるでしょう。
そこまで検討した上でなお収納スペースが足りないのであれば、「引っ越し」という選択肢を考える必要がでてきます。
このように問題が実は思い込みからスタートしていて、問題解決方法を見逃している可能性もあるというのがお分かりいただけたでしょうか?
合言葉は「そもそも、何故だろう?」です。
では今回はここまで。またお会いしましょう。
問題は「集約型」か「分散型」か?
「集約型」なら「ルートマップ」
「分散型」なら「創造的分散法」
問題解決を行うときは、常に「答えの数」を考えるようにしてください。
さて今回から4回、問題にぶつかった時に必要となることを1つずつお教えします。
これは「集約型」と「分散型」の区別なく必要なことなので是非覚えてください。
必要なことその1
問題に対して「そもそも、何故なのだろう?」と問う。
とてもシンプルで簡単で、「え? そんなこと?」と思ったかもしれません。
しかしこの問いを発することは非常に重要な意味を持つのです。
例えばあなたが「引っ越しをしたい」と考えた時、「そもそも、何故引っ越しをしたいのか?」と問うのです。
それはもしかすると、「家賃が高いので安い方がいい」のかもしれませんし「通勤・通学に時間がとられて大変」なのかもしれません。他にも「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」ですとか「部屋の収納が追いつかない」なんてこともあるかもしれません。
しかし、考えてみてください。
本当に解決手段は「引っ越しする」だけでしょうか?
「引っ越しする」のはコストも手間もかなり大きいですよね?
では他の手も選択肢に入れた方がよいのかもしれない。
1. 「家賃が高いので安い方がいい」
これは家賃を下げるために引っ越すということです。つまり家計を苦しめている原因が家賃だとかんがえているわけです。
本当に引っ越しする必要があるのでしょうか?
家計簿をつけているのであれば、それを見てください。
固定費である家賃が、収入に対してどれほどの割合を占めていますか?
一般には手取り収入の30%。もしくは1/3程度が上限だと言われています。
もし家賃が収入の30%を大きく上回っているのであれば「引っ越しをする」のは選択肢の一つとしていいかもしれません。
ただ、他に家計を圧迫しているものがないかは確認する必要があります。
友人との交遊でお金を使いすぎてはいませんか? 食費は? 交通費は? 携帯料金は? 光熱費は? 洋服は?
そうやって確認して、どうしても家賃を減らさなくてはならないと思った時に、「引っ越しをする」という選択肢を選べばよいと思います。
2. 「通勤(通学)に時間がとられて大変」
これはなぜそう思うのか?
通勤にかかる時間を減らすと何ができますか?
もしくは時間が減らなくとも、快適な時間に変換はできませんか?
確かに満員電車に押し込まれて片道1時間は苦痛な時間です.
しかし同じ1時間でも車を使えればどうでしょう?
カーオーディオで英語のCDを使ってシャドーイングの時間にすれば、毎日往復で2時間の勉強時間になります。
または一本早い時間の電車に乗る。もしくは一度逆方向の終点まで乗って、そこから乗ることで席に座っていられるかもしれません。その時間で本を読んだりして、往復2時間の読書タイムができます。
そう考えれば引っ越しをしてまで時間を作る必要があるかどうか、再び自問する必要がでてきますね。
3. 「隣の部屋に住んでる人が毎日騒ぐので安眠できない」
これはなかなか厄介な住環境の問題です。
しかし対策が引っ越しのみではありません。
この場合「安眠がしたい」というのが「そもそも、何故なのだろう?」の答えですから、それに合わせて対策を講じる必要が出てきます。
一つは直接苦情を言ってしまうこと。これで治れば御の字ですが、そう上手くいかずお隣との確執を生むかもしれません。
であればアパートやマンションの管理人(会社)へ連絡し、間接的に苦情を告げる。
もしくは耳栓を買ってくることで騒音を気にせずに寝れるようにしてしまう。
このような対処方法もあります。
もし耳栓で対処可能なレベルであれば、引っ越すよりも耳栓を買うコストの方が安いですからね。
4. 「部屋の収納が追いつかない」
これは収納問題です。
つまり収納スペースの問題ですが「そもそも、何故?」と考えれば、物が多すぎる可能性もでてきます。
不要なものが多いのかもしれない、収納の方法が悪いのかもしれない、とスペース以外の問題であったと分かるでしょう。
そこまで検討した上でなお収納スペースが足りないのであれば、「引っ越し」という選択肢を考える必要がでてきます。
このように問題が実は思い込みからスタートしていて、問題解決方法を見逃している可能性もあるというのがお分かりいただけたでしょうか?
合言葉は「そもそも、何故だろう?」です。
では今回はここまで。またお会いしましょう。
2-2-3. 「分散型」問題の解決パターン
前回、前々回のおさらいです。
全ての問題は「集約型」と「分散型」の2パターンに分けられると言いました。
答えの数が限られているのが「集約型」、いくつもあるのが「分散型」でしたね。
今回は「分散型」の解決方法について述べてゆきたいと思います。
「集約型」に比べて答えが多いわけですから、当然答えを導き出すのも難しいわけです。
しかし残念なことに、私たちの生活に関わる問題の大半はこの「分散型」なのです。
では、分散型はどのように解決すればいいのでしょうか?
「分散型」問題は、図を使うとすっきり整理できる場合が多いです。
問題の全体像を見ながら答えを探るのに使えるのは「創造的分割法」です。
「創造的分割法」は「一つの問題を項目に分けて見直し、それでも答えが見つからなければさらに細かく分けて考える」手法です。
例えば家族で海外旅行に行きたいと提案したとします。ここで皆の希望が分かれた際、どこに旅行するのが最善なのか? という問題が発生します。
観光名所を巡りたい(母の意見)、ビーチに行きたい(父の意見)、街で買い物がしたい(子供の意見)。
こんな風に意見が分かれた場合、まずはそれぞれの意見から、候補をいくつかピックアップします。
そうして図示すると以下のようになります。」

もちろんベストの答えは全ての円が重なっている中心部分(この場合は「ハワイ」ですね)。
もしこれを消去法で絞ろうとすると、あっちはダメ、こっちもダメ、どこもダメで旅行なんかヤメだ、ヤメ! なんて暴論になりかねません。
「創造的分割法」は消去するのではなく、全体を見ながら答えの可能性を探ってゆけるのです。
その結果、よりよい選択肢が浮かび上がってくるのです。
では、今回はここまで。またお会いしましょう。
全ての問題は「集約型」と「分散型」の2パターンに分けられると言いました。
答えの数が限られているのが「集約型」、いくつもあるのが「分散型」でしたね。
今回は「分散型」の解決方法について述べてゆきたいと思います。
「集約型」に比べて答えが多いわけですから、当然答えを導き出すのも難しいわけです。
しかし残念なことに、私たちの生活に関わる問題の大半はこの「分散型」なのです。
では、分散型はどのように解決すればいいのでしょうか?
「分散型」問題は、図を使うとすっきり整理できる場合が多いです。
問題の全体像を見ながら答えを探るのに使えるのは「創造的分割法」です。
「創造的分割法」は「一つの問題を項目に分けて見直し、それでも答えが見つからなければさらに細かく分けて考える」手法です。
例えば家族で海外旅行に行きたいと提案したとします。ここで皆の希望が分かれた際、どこに旅行するのが最善なのか? という問題が発生します。
観光名所を巡りたい(母の意見)、ビーチに行きたい(父の意見)、街で買い物がしたい(子供の意見)。
こんな風に意見が分かれた場合、まずはそれぞれの意見から、候補をいくつかピックアップします。
そうして図示すると以下のようになります。」

もちろんベストの答えは全ての円が重なっている中心部分(この場合は「ハワイ」ですね)。
もしこれを消去法で絞ろうとすると、あっちはダメ、こっちもダメ、どこもダメで旅行なんかヤメだ、ヤメ! なんて暴論になりかねません。
「創造的分割法」は消去するのではなく、全体を見ながら答えの可能性を探ってゆけるのです。
その結果、よりよい選択肢が浮かび上がってくるのです。
では、今回はここまで。またお会いしましょう。