図書館で久しぶりに、大学で専攻していた社会心理学の書架を物色して来ました。
結構、熱を入れて勉強していたので、当時のワクワクした気持ちが思い出されてちょっと高揚。
と同時に、レポート提出用の参考文献を選ぶ時に感じていた
「あー、締め切り間に合うかな?」
というユーウツさも思い出しました。
大学はたくさん受けた中の、最後の最後の滑り止めで。
第一志望だった日芸(日本大学芸術学部)の文芸学科にかなり熱く行きたかったから、浪人したかったんだけど
「浪人したら結婚するのが遅くなる」
「親にこれ以上お金の負担をかけられない
という2つの思い込みから、ものすごくどんよりした気持ちで滑り止めだった母校に現役入学することにしたのでした。
1年目は、来年もう一回日芸を受けなおそうかとずっと悩んでいたな・・・
今となっては、浪人と婚期が遅れる因果関係大崩壊してるし。
ちょうど父が脱サラして、商売上手く行っていた頃でお金の余裕あったし。
将来の心配も親への遠慮もする事なく、堂々と浪人すればよかったな。
人生ひとつだけやり直せるとしたら、大学受験をもう一回だな!!
言えたことで気持ちが整理できて、堂々と浪人したかもしれない。
浪人しないにしても、滑り止め校ではあるけれど納得して満足した大学生活を送れたのかもしれない!!
ということは、人生ひとつだけやり直せるしたらこっちだな。
「1年浪人して、来年もう一度第一志望にチャレンジしたいです!」
と口に出すこと。
と口に出すこと。
私はその言葉が言えなかったから、ずっと大学生活に不満があったのだと思います。
不満の原因は、我慢です。
言いたいこと、やりたいことを我慢しているから、不満が出るのです。
卒業後、ずっと経ってからですが新たに心理学を学び、自分の心の傷を癒す実践をたくさんして来ました。
「過去に言えなかった言葉を口に出す」というワークをたくさんやったことで、たくさん心は癒されました。
だから、日芸に行けなかった後悔はまだ少しあるけれど
「これも自分が選んだ人生だったし、いいこともたくさんあったな」
と、今は思えるようになりました。
(母校の近くの喫茶店にて近影)
実は今日は、モルモットの飼育本を借りるのが目的で図書館に行ったんですが、思いがけず甘酸っぱい青春を思い出すことになりました
月星キレイ
心理カウンセラー
心屋塾 認定講師・入門講座インストラクター
占術家/チャネラー
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