おはようございます。ステラです。
私は原研(カープ)で伝道され、統一教会に入りました。
復帰されたのは、1983年の春、大学入学すぐでした。
原研はアダム(男性)が多かった為か、「心情的」というよりも、「外的」で、まるで「体育会」へでも所属しているような感じでした。
特に私が導かれた頃の○大には、学舎(ホーム)にエバ(女性)の学生が一人もおらず、私が数年ぶりのエバとして復帰されたので、体育会的要素が強かったと思います。
初めて○○ブロックの聖日礼拝に出たときは、「○大のエバさんかー」という感じで、他の大学の食口(シック)に珍しがられた記憶があります。
(ホームにエバ一人の葛藤もありました。これについては、いつか記事にしてみたいと思います)
前置きが長くなりましたが、今日は「万物復帰」について、30年ほど前に先輩の兄弟から聞いたことを書きます。
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1980年・1981年当時(私が入教する2年ほど前)、「万物復帰」で、「親殺しトーク」「身体障害者トーク」「知的障害者トーク」が行われていたそうです。
「親殺しトーク」は、「父が死んで、母が交通事故で下半身付随になって、高校生の妹が高校を中退して自分の学費を稼いでくれています」 と言って土下座して、商品(お茶)を買ってもらというトークです。
(「土下座トーク」と言っていたように記憶しています)
「身体障害者トーク」は、その名の通り、身体障害者の振りをして商品を買ってもらうトークです。
マイクロで任地に降ろされたら、足を引きずりながら歩きます。
任務を終え、マイクロに集合した時には、足を引きずらずに普通に行動しているのが、住民に目撃されて、抗議されたという間抜けなこともあったそうです。
「知的障害者トーク」も、その名の通り、知的障害者の振りをして商品を買ってもらうトークです。
「万物復帰」は、神様とご父母様の為という名目で、神の心情を復帰する為いう目的で、自分の堕落性を脱ぐ為の訓練として、先祖のトウゲンを晴らすために、原研のメンバーに課された聖業でした。
メンバー達は、「大善の前に小善は悪」即ち「神様のみ旨の為の金集めなら、この世的に悪いことをしてもよい(犯罪でなければ)」という風に教えられていました。
チャーチ(原研以外の統一教会の団体のことを、原研ではそう呼んでいました)では、「原研が通った後はぺんぺん草も生えない」とまで言われていたらしいです。
それほど活動が強烈だったのですね。
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私の入教当時は、万物復帰の時にそのトークはされていませんでした。
が、それを聞いた当時は「先輩メンバー達は凄いな~」と思っていました。
堕落性を脱がなくては、なかなかできることではないからです。
シックであった当時は、本当に信者の献金が「神の摂理」「地上天国実現の為」「世界の為」に使われていると信じていましたから、「大善の前に小善は悪」で、正しい行為だと思っていましたが、今は???と思います。
特に、献金が文家のエゴの為に、湯水のごとく使われていると知ってからは、よけいに???です。
上記三つのトークは、嘘をついて人々の同情を買ってお金を集める為のものです。
「嘘をついて、相手からお金をもぎ取る」のだから、これはやっぱり犯罪ですよね。
統一教会は、メンバー達の一途で純粋な気持ちを利用したのです。
そうして、メンバー達は被害者であると同時に加害者になったのです。
原研は現在(2012年現在)でも、嘘カンパや法外な価格の物売りをしているのでしょうか?
原研の皆さん。
そして、これから祝福を受けようと考えている青年の皆さん。
どうか広い目を持って世間を見つめてください。
統一教会の実情を知り、統一原理が真実であるかどうか見極めてください。
そして、もっとも輝いている時代を私のように無にしないでください。
実の親(文夫妻ではない、あなたの本当の親)は、たとえ統一教会を理由にあなたを勘当しても、あなたが困っていたら助けてくれると思います。
でも、教会はほんとうにあなたが困った時には、知らん顔します。
社会問題に発展したような犯罪行為は、全部信者のせいにして事を終結させるのです。
どうか神様とあなたの実の親を悲しませないでください。