私達は毎日言葉を話している。

声で、文章で、心で。

色んな方法で、話す。

言葉というのは、自分の分身である。

自分の想いを載せて、伝わっていくのだ。

誰にも聞こえないかもしれない。

しかし、話したものは空気を震わせ、

光を震わせ、

心を震わせていくと思う。


『話す』の語源は、『放つ』。

以前書かせて頂いた日記。
放った気持ちはループする。

自分が話したもの、放ったものは、ループする。

だから、私は悪口は言わない。

言えば聞いている人が気分を悪くする。

しかし、一番辛いのは自分である。

全てを聞いているのが自分だから。


自分を大事にしたいのなら、悪い言葉は言わない。

自分の身体を大事にしたいのなら、自分の身体にいい言葉をかけてあげる。

自分の心を大事にしたいのなら、自分の心が温かくなる言葉をかけてあげる。

その気持ちが、家族、友達、知り合い、そして知らない人にも伝わっていく。


皆さんが放ってくれた私へのメッセージが、
こうして私の中の言葉を生み出す。
『人』と生きるという事。

そして、光として誰かの目に伝わっていく。

誰かが、どこかで一人でも必要としているのだろうと思う。

ありがとう。

ありがとう。

言葉を紡がせてくれて。

気持ちを渡す事が出来たのは、あなたの存在があったから。