私達が無意識にしている事、
しかし生きる為にはとても重要な「呼吸」。
皆さんは、意識した事がありますか?

「呼吸」という言葉を見てみると、
「呼」=吐く
「吸」=吸う
から成り立ちます。

どの赤ちゃんも初めて息をする時、
泣くのは、息を吐く為です。

そして、私達が人生を終える時、
最後に息を吸います。
「息をひきとる」と言いますが、息を吸うという意味です。

「呼吸」の文字から、
私達の人生の始まりと終わりから、
呼吸は吐いてから、吸う事が大切です。

呼吸を落ち着かせて、一呼吸をゆっくり充実したものにする。
それだけで体調が変わります。

私達は、焦っている時、ストレスを感じている時、
心に不安がある時等、
呼吸が浅くなっています。
心だけでなく、実際に病気になっている人は、
やはり呼吸が浅い傾向にあります。

反対に、長生き(=長息)の人は、
呼吸がゆっくりの人というのは、文字でも表されています。

呼吸の基本は、「吐く」という事。
「吐く」事が出来れば、「吸う」事は自然に任せるだけです。
おへその下の丹田と呼ばれる部分に意識し、
身体の中にある空気を出し切って下さいね。
力まず自然に出来るまで、気が付いた時にやってみて下さい。

その際大事な事は、鼻呼吸をするという事。
鼻は体内に入れる空気の中のウィルス等を通さない様、
フィルターの役割をしています。

 

「ゾウの時間 ネズミの時間」という本はご存知でしょうか?

とても興味深い事が書かれています。

一般的にネズミは寿命は短くて数年、
象は100年程生きます。
この違いはどこから来るのか。

実は、人間もネズミも象も、哺乳類は全て、
心臓の鼓動が約20億回打つと止まるそうです。
そして、どの動物も、呼吸数も同じで約5億回になります。

呼吸がゆっくりの動物は長生きし、
呼吸が浅いもの=心拍数を打つ回数が多い動物は、
短命だという事ですね。


「呼吸の本」を書かれた、
加藤俊朗先生のとても深いお言葉をここでシェア致します。
✂――――――――――――――――――――――――――

呼吸というのは、心をほぐし、強くする道具だよ。

まずは不安や心配ごとで汚れている心をきれいにして、
心を正しくつかう。

言い方を変えると、強い心をつくっていく。

それが呼吸なんだ。
 

行きつく先は、自分を知ること。

そして、この世になんのために生まれてきているのかに
気付くこと。

もっと言うと、呼吸は、あなたが何のために生まれてきたか、

自分の役割を知るための道具なんだね。
✂――――――――――――――――――――――――――
(引用https://ameblo.jp/tamao-smile/entry-11071902202.html

とても強く心を打つお言葉ですね。
呼吸をないがしろにせず、大切に行なう。
生きる為でもあるが、自分を知る為でもある。

深い新緑の新鮮な空気を吸いに行きたくなったり、
自然に囲まれた所へ行きたくなるのは、
自分の中を浄化したい身体の声だと納得しました。

今日から呼吸に意識を少しでも向け、
自分を呼吸により、磨いていこう。


ここまで読んでくれてありがとう♡
読んで下さった方が素敵な一日を過ごせる様、願っております♡

文中で紹介した本。
哺乳類が呼吸数、心拍数が同じだとは、
本当に驚きました。
その限りある回数の中で、いかに生きるかですね。

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