子供達の幸せな人生のために、性教育はしっかりしていますにっこり


しかし、自分自身は全くされない家庭で育ちました不安


親は性的な話題を一切避けていました。


小5で学校の性教育を受けて

大人って隠れてこんなことしてるんだ

と、びっくりしたくらいですガーン


大人になった今

親が性教育をしなかったこと

性知識が全くない子供でいたことで

問題だったと思うのが


自分自身が性的な目で見られているという意識が皆無だったこと


男の子の家に遊びにいき

平気で男の子と昼寝したり


訪ねてきたよく知らない近所のおじさんを

親が不在なのに招き入れたり


友達だから大丈夫

顔見知りのおじさんだから大丈夫


子供は周りの善意を信じきっているのです不安


性被害に合わなかったのは運がよかっただけ


今思い返すと

めちゃくちゃ無防備だったと思います不安


まだネットもない田舎育ち

そんな性知識を遮断されていた私が

どうやって性知識を得たのか?


最近思い出したのですが

父親が隠していた官能小説でしたびっくり


読書家だった父

子供の頃から買い集めた本が大量にありました。

小5になった頃

お前もそろそろ太宰治くらい読みなさい

と、父の本棚の本を読むことを許されました。


太宰治、、

暗いし難しいよ不安

なんか陰気で好きじゃない!←小5女児の感想です




父よ、

小5女児に太宰治はハードル高すぎ!!


太宰が苦手?

三島由紀夫を読みなさい




父よ!

小5女児に三島由紀夫は以下略




世界の名作や児童小説しか読んだことがない私でしたが

大人の描く難解な世界を読むことで

私ってちょっとオトナーチュー



と内容は意味不明ながら、ワクワクしていました爆笑


そして何年か経ち、芥川龍之介全集に手を出そうとした中二の夏


芥川龍之介全集の裏に隠して置いてあった

官能小説を発見!



富士見ロマン文庫という今はないレーベルなのですが

ヴィクトリア時代の19世紀の官能小説の翻訳版なのです


実際、ダンボの作者や

名だたる名作家が、売れる前にバイト的に書いていたようなのですが


内容も

当時のヴィクトリア時代の性風俗のみならず


奴隷が存在した世界での人々の暮らしなども垣間見ることができ


歴史書としても価値がある小説です。


気になる内容

詳細は省きますが

世界中の美処女を探す旅に出る話

など、さすがロマン文庫と銘打ってるだけあるロマン溢れてるなぁと思う内容でした昇天


芥川龍之介全集の裏にギュウギュウに詰めて隠されていた官能小説


ちゃっかり見つけて


親にバレやしないか?!

と、ドキドキしながら

こっそり読んでいました昇天


とは言え、

富士見ロマン文庫が私の興味を引いたのは

金子國義さんの美しい表紙!!








黒ベースに金色の文字

なんとも言えない美しい上品な装画!!


独特な雰囲気漂う人物画の数々に

初めて金子國義さんの絵を目にした瞬間から心奪われました!


金子國義さんに官能小説の装画を依頼するとか

富士見ロマン文庫さんのセンスめちゃくちゃ高っ!!






官能小説を隠れ読みしていたあの頃から

金子國義さんの怪しく美しい人物画が大好きになりました


大人になってからもずっと大好きですラブ


性教育は子供達にしっかりしてる私ですが

自分がいかにして性知識を仕入れたかは

子供達にはまだ内緒の話です照れ