淡路島がこんなに観光化されるとは




私が淡路島に行き始めたのは

もうかれこれ 15年以上前


その頃は本当に定年後は移住する

とまで考えていた


いや今のその気持ちが全くないとは

言わないけれど


現実的には 今 かなり高騰している住宅 土地

そして観光地化されてしまい 私の思惑とは違ってきた


それでも 今も フラッと 年に何度も夫君と1泊2日

旅に出かける

そもそも 島 という感じが好きなのか

明石海峡の橋を渡ると なんか 遠くへ来た

そして 異国に飛び出したような

いやいや しまなんですけどね


決まって グランドニッコー淡路に宿泊


大型ホテルだけれど 静かで 海が見えて 景色もいい

客室も バスタブとシャワーが別になっていたり

ベッドも ダブルでも十分な広さ

そしてシモンズのベッドで 寝心地もとてもいい

枕も心地よい

広さもあり 快適に過ごせる

疲れがとれる

私には 何より気持ちが癒される

いわゆるホスピタリティだろう



たまには違う宿

とも思うけれど やっぱりグランドニッコー淡路

このホテルの周りには 植物園や自然がたくさんある

散歩をするには 丁度いい

ホテルだけでなく 周りの環境も含めて

ホテルなのである それが心地よい

何をするでもなく のんびりする


 別にホテルの豪華な海鮮夕食は

必要ない

自分たちで あれこれお店を探して

食べに出かける


これが又楽しい

夫君はお酒を飲まないので車を出してもらえる

それも又 美味しそうなお店を見つければ

どこへでも行ける


最近のお気に入りは 淡路牛の焼肉 ありい亭

たまたま見つけた

お肉も野菜も全て自家製


きっと

 持ち家をそのままお店にしているのだろう

持ち家といっても 邸宅である


中へ入ると 家族経営であろうと思われる

方が接客をされている


混んでいれば しばし注文や料理を待つのは当たり前

その待ち時間も心地よく感じられる

なんだろうか それをイライラさせず

時間を楽しめる

何よりリーズナブルなのも良い


我が夫婦はそんな気のおけないお店が好き


たっぷりおにくとお酒を楽しみ

部屋へ帰ると 広いお風呂と 寝心地良いベッド    

 朝は決まって毎回ホテルのブレックファーストブッフェ


朝は混雑して 静かに優雅にではないけれど


まあ朝食くらいはね


周りの人間観察もしながら


日本人は残すべからずの精神

異国の方は 食べ残しが 当たり前


しかしそれを察して 接客の方は

すぐに片付ける


それが気遣い

誰がどう食べても 誰もが心地よく

それがホスピタリティ


料理の取り方一つをとっても

その人の性格や感覚がわかる


帰る道すがらドライブしながら


これからの10年後 いやもっと早い時期かもしれない


別荘として建てられたおしゃれな家が

売り物件となり 店が空き店舗とならないことを祈る


その時には 移住も再度検討しよう