こんにちは。暑い季節になってきました。体調に気を付けて過ごしていきましょう。

 

 今回は、井上真偽さんの「ぎんなみ商店街の事件簿 SISTER編」の感想です。 井上さんは「探偵が早すぎる」がドラマ化されましたね。「アリアドネの声」も読みたいと思っていながら、こちらから先に読みました。

 

 この作品は同じタイトルでBROTER編もあります。2冊同時に発売されています。3章からなるそれぞれぎんなみ商店街や三姉妹が住む町の近くで起こった事件を解決していくお話なのですが、この2冊は同じ事件を見方を変えて三姉妹で事件を解決する今作品と兄弟目線での解決する作品とで構成されているそうです。面白いですね。

 

 1章ずつそれぞれの本をよみすすめるのもよし、全部どちらからか読んでから次の作品を読んでみるのもよし。色々な読み方が楽しめます。

 

 私は今回SISTER編から読みました。串焼き屋さんをぎんなみ商店街で営んでいる両親の元で生まれた三姉妹。ささみ、つくね、もも。焼き鳥の名前!そのネーミングも面白いですね。

 

 商店街で営んでいるお店に車が突っ込んでその運転手が亡くなってしまう事故が起きたり、高校で展示会に選考された作品が誰かに壊されていて、その壊された作品のところに何者かによるメッセージが書かれていたり。などそんな事件を解決していくお話です。