こんばんは~。今日はとても風が強い一日でした。明日は穏やかな一日になるといいです。 さて今日は三浦しをんさんの「舟を編む」の感想です。

 

 今NHKーBSでドラマ化されていますね。この作品は以前本屋大賞をとった作品です。舟を編む。国語辞典の編集の方たちを中心に描いた作品です。「大渡海」という辞典を発刊するまで10年以上の歳月をかけて奮闘する物語です。

 

 この物語の中で辞書を作る中に紙はどのような紙にするかという作業があります。紙を一からつくる会社にオーダーメイドで頼むなんてとても素敵だなと思いました。

 

 確かに広辞苑を引くとき、やらわかい手触りの紙なのにめくるときにしなやかに一枚だけをうまくめくることができる。その「ぬめり感」が大切!紙も薄くないととても分厚い辞書になってしまうし、でも薄くても裏の字が透けてしまっては読みにくい。あ~奥深いですね。

 

  辞書つくりの大変さ、出来上がった時の達成感、充実感、また発刊された後もその辞書を一層よりよくするための改定への果てしなく続く道のり。舟を編む。ぜひ読んでみてくださいね☆