こんばんは。梅の花も咲き春がすぐそこですね。今日は、下村敦史さんの「そして誰かがいなくなる」の感想です。

 

 書店でタイトルとカバーをみて、これは面白そう~と手に取りました。ページをめくるとある大きな館の間取り。そしてページのところどころにそのお屋敷の内装が。どんなお屋敷なのかさらにイメージがふくらみます。

 

 このお話はクローズドサークルのようなミステリです。今まで姿を現したことのない有名作家が大きなお屋敷を建て、そのお披露目会のような感じで作家から選ばれた者たちが集まります。はじめてそこで出会うそこのお屋敷のオーナーであり作家。

 

 そのお屋敷の周りは住んでいる人がいない。そして外は雪。タクシーも来られない。そして招待を受けた者たちはみんなスマホをとりあげられ。そのあとはもうタクシーで帰れないとなると泊まることになりますよね。そしてそのミステリー作家が建てたお屋敷で誰かが殺される!? 

 

 書斎に戻った作家。あとの招待客は書斎いがいの場所でくつろいでいると、オーナーである作家の叫び声が! オーナーはどこに!? お屋敷からは出たり入ったりできないという設定の環境でどうしてオーナーは消えたのか。

 

 

 あ~、あっという間に読み終えました! クローズドサークル的なミステリ。大体はその中に犯人がいる。多くある設定ですが、とにかく読みやすく先はどうなるのかとても気になる一気読み作品でした。興味がある方はぜひよんでみてくださいね。