こんにちは。今日はジェーン・スーさんの「闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由」の感想です。

 

 今回の作品は、女性13人、齋藤薫、柴田理恵 君島十和子 大草直子 吉田羊 野木亜紀子 浜内千波 辻希美 田中みな実 山瀬まみ 神崎恵 北斗晶 一条ゆかりさんとの対談からジェーン・スーさんが感じたことをまとめた作品になっています。

 

 こちらの13人に挙げられる人はそれぞれ今もなお有名な第一線で活躍されている方たちばかりです。そしてそれぞれの方の名前から私が連想するのは、もちろん今自分が知っている一遍の部分のみで、華やかな有名な部分しか知らなかったことを思い知らされます。

 

 みなさん、いろんな家庭環境や人生を経て今に至っていること。決して順風満帆なことばかりではなく、時にはバッシングを受けたり、いじめに遭ったり、離婚などをの経験を経ていることがわかります。女性の強さ、周りからどう思われようと自分はこう思って生きているという一つの強い思いがどの女性にも共通点としてあるなと感じました。

 

 この本を読んで世の女性は、同じように生きようと思わなくともこんな方たちも色々な経験があって今があるのだから私も前を向いて生きていこうという思いになる方が多いのではないかと思う一冊でした。男性ももちろん、女性の強さを知ってもらう上でよい本だと思います。

 

 

 文学をどうしても読む機会が多いため、こうした女性の生き方の本も時にはいいなと思った今日この頃でした。