こんばんは。2月も残り少なくなってきましたね。今日の感想は、外山薫さんの「君の背中に見た夢は」です。

 

 2月といえば受験シーズンですね。都立高校の一般入試も最近ありました。この作品はその小学校お受験をテーマにした作品でした。読み始めたら数時間で一気読みでした。

 

 小学校受験をする予定がはじめなかった家族が、友達の誘いを受け体験で小学校の受験で有名なお教室へ行ったことから受験への道がはじまります。娘の結衣ちゃんは自由な感じの明るい子供で教室でも友達とすぐに打ち解けて楽しくはじまります。

 

 そこからですね。現実は。私は実際に自分も子供も小学校受験の経験はないのでこの物語はフィクションですがもし実際今年受験をされて大変な思いをされている方には申し訳ないと思いますが、受験を通して必死に頑張る奥さん。夫は仕事仕事とあまり受験に向き合ってくれないというストレスで夫婦間がぎくしゃくしたり、子どもも楽しかったものが母親に無理強いされてきてだんだん勉強が面白くなくなってきたりとなんか実際にありそうなお話に「ふんふん。そーなんだ~。大変だ~」と興味深々で読んでしまいました。

 

 この家族は東京に住んでいるので第一志望は東京の学校です。先に東京都ではない県からの受験がはじまりいざ第一志望の小学校受験当日。何が起こるのでしょう。そしてその後の結果は。。。 ぜひ気になる方は読んでみてください。

 

 

 受験を通して色々なことが起こりますが、お教室に通うところのママといいお友達ができるところなど、大変なことだけでない明るさもあるこの作品、よかったです☆