先日あるショップで買い物をしました。

そのショップでは、あるカード(紙製)を持参すると、割引の特典を受けられることになっています。

レジで、まずそのカード、次にスマホのアプリを提示。そして、支払はQR決済。
レジ袋は要らないので、その前に別のレジで買ったものを一緒にして貰う。

そして、レシートと明細を渡されて、帰ろうと駅に向かいました。

その時気付きました。

「カードを返してもらっていない!」

レジを去ってからまだ数分しか経っていません。そして、平日の日中でもあったため空いていました。
当然すぐに返して貰えるものと思っていました。
 
しかし、、私より少し若いけど50代を思われるスタッフの方(恐らくパートさん?)が、
「お渡ししました!」と強い口調で言い張る。絶対貰っていないので、「頂いていないですよ」と、反論。

そのカードはナチュラルカラーで目立たないものなので、レジに誤って入れてしまっていないか、纏めてもらった荷物の中に入っていないか、あれこれ探す・・・が、ない。QR決済していないので、お財布の中にも入れていない。

その様子に気付いたのか、社員らしきスタッフの方が出てきました。

事情を話したら、「カメラを確認してよろしいですか?」と。
手元を全て撮影しているらしい。すごい!
それをお願いして待つ。

その結果、カルトンの上にカード、その上にレシートとキャッシュレスのエビデンスが置かれ、私が上の二枚だけ持って去ったことが判明。カードはカルトンの上に残っていたのでした。

そして、スタッフの方は、次のお客さんにそれを(忘れ物と思い)渡してしまったらしい。

最後確認しなかった私にも落ち度はあるので、お詫び。
しかし、お客の忘れ物を確認しなかったことや、確認することなく別のお客さんに渡したことなど、お店側のミスもある。

結局、社員の方が「私達のミスなので」と、通常は再発行されないカードを再度発行して貰えることとなりました。

大昔、銀行の窓口を担当していた時、カルトンでおつりやら通帳やら計算書やら載せてお返しした際、「お客様の忘れ物がないか」「カルトンが空になっているか」を必ずチェックするというのは基本動作でした。たとえどんなに忙しくても。

最近のショップのレジは、支払方法が多様化しています。
アプリがあれこれあってポイントもあれこれ、手続きが複雑になって注意も散漫になることでしょう。
だからこそ、カルトンの上、カウンターの上に忘れ物がないかを、必ずチェックするのは大切なことです。

昔学んだ基本動作が大事だったんだと、改めて振り返ったのでした。

AIが進化して、多くのことを代用してくれるようになっています。
しかしながら、人間でなければ気付かないこともあります。
テクノロジーを利用しつつ、仕事の基本は押さえることが、プロとして必要ですね。

※湯河原にある星ヶ山公園「さつきの郷」に行ってきました。空の青さと森の緑、そしてさつきのピンク色のコンビネーションが最高に美しかった。

 

 

 
 
 

★7日間メール講座

幸せになるキャリアを手に入れるためには、まずはここから!

「幸せになるキャリア:7つのヒント」


1:幸せになるキャリアと働き方
2:環境を整えよう
3:健康に目を向けよう
4:「お金」のことを知っておこう
5:ITリテラシーを高めよう
6:好奇心をもっと活用しよう
7:よい人間関係をつくろう

ご購読者限定特典!

自己理解ワークブック
ワークショップや企業研修で実際にやっているワークをご自分でもできるようにしてあります。メール講座にプラスしてご活用ください。

 



小冊子つき!誇れるキャリア:7つのヒント

★メルマガ「幸せになるキャリア構築術」
幸せになるキャリア構築術