もうすぐ90歳になる母からすすめられた本。
図書館で借りてきました。
 
📕悲しみの秘義/若松英輔著
 

 

 

25編のエッセイ集。
気軽に読み始めたのですが・・・・ひとつひとつの言葉が深い。
 
「はじめに」は
 
ちょうど三十歳になったころだった。自分から言葉が離れて行く、そんな感触を味わったことがある。(p.4)
 
という一説からはじまる。

あの頃の私には、悲しみも他者へのいたわりもなかった。自信と呼べるようなものも、まったく感じられていなかった。他者を信用する以前に自分を信じられていなかったのである。(p.5)

もうここで、心が揺さぶられました。

読み進めていくと、共感といってしまうには浅すぎる、心の奥底のトゲを刺激される感覚が次々と。

私は楽観的な方だし、過去よりも未来を見るタイプ。
過去の失敗は数え切れないほどあるし、悲しみや痛みも経験しているけれど、そこからの学びに目を向けていて、後悔はしていません。
 
恋愛に関しても、よく「女性は上書き保存する」と言われますが、まさにそれで、過去のことは忘却の彼方。

そんな私に、人生を振り返るきっかけをくれるエッセイが並んでいます。
こんな感情、私にもあった。
 
図書館には返却しますが、購入することにしました。
もう一度読みながら、ゆっくり考えてみたいです。
 
ただし、現在は文庫のみ販売されている模様。
 
 

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