稲垣えみ子さんの「老後とピアノ」読了。
 

元朝日新聞の記者で、ガス、冷蔵庫なしの生活で有名になったアフロヘアの50代の方。

40年ぶりにピアノを再開したらしい。
ピアニストの米津真浩さんのレッスンを月一で受け、上達する様子が書かれています。
 

 

 


面白すぎる!

何度も大笑い😂。

憧れの曲ベートーヴェンソナタの「悲愴」第二楽章を弾こうと楽譜を開けて・・・
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右手のメロディーはわかります。左手の伴奏もわかる。しかし・・・その真ん中に、なんか別のメロディーが書いてあるじゃないですか!
これって・・・誰が弾くの?っていうか、たぶん私ですよね。でも手は2本しかない。つまりは右手と左手のどちらかが担当しなきゃいけないってことである・・・と、じっと手を見る。
どちらの手も「オレじゃねーよ」と、ブンブン首を振っております。(87ページより引用)
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楽しすぎる😂😂😂

ちなみに、悲愴の楽譜は、↓↓↓

 


稲垣さんが言われているのは、真ん中にある十六分音符のこと。

私も昔ピアノを習っていて、稲垣さんに刺激され、再開していますが、
これをそんな風に思ったことはありません😂
稲垣さんの感性に脱帽です。


この本は、こんな場面が何度も出てきて一気読み。
稲垣さんの本は何冊か読んでいますが、本当に面白い。

 

 

 

 


大笑いしながらも凄いと思ったのが、練習への熱中度

朝晩2時間ずつ💦

1日4時間・・・って。
仕事している大人がここまでやるとは。

当然手に負担がかかります。

稲垣さんは、腱鞘炎になっても、それでもやる。

この「熱中する力」は、何かを成し遂げる力のある方の特徴ですね。

私の同業の知人で、いつも徹底的にあるレベルまで物事を追求する人がいます。
彼女はある時、急にバイオリンを始め、出張先にもバイオリンを持ち込み練習。
結局コンサートを開くまでになりました。

キャリア理論の「計画された偶然性理論」(クルンボルツ博士)の偶然を必然にする人の5つのスキル。
 
「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「リスクテイク」のうちの、「持続性」にあたります。

持続性というと、続けるという印象ですが、英語はPersistance。
根強さとかこだわり、という質感です。

以前、この本を読んだことがありました。
 
「GRIT やり抜く力」

「成功するには「IQ」より「グリット」 やり抜く力」
と言っています。

 

 

 
まさに、これを改めて感じた本でした。

ちなみに、稲垣さん、3年でこんなに上手になられています。
さすがです!

 

 


 
 
 
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