$Noriko Maedaの「アラフォーからの生き生きキャリア」



引っ越しを考えていて現在物件探し中。

現在の場所から遠くにいくつもりはなく、近所の不動産屋さん何軒かに当たってみた。

すると、スタンスが違っていてなかなか面白い。


1A不動産(地元)

50代くらいの男性。
営業所長。

事務的。
いくつかの物件を紹介されるが、すでにネットでチェックしたものばかりでNG。

その方が一押しの物件に「NO」と言ったせいか、それ以上に支援してくれそうな感じがしない。


2B不動産(大手)

20代男性。

営業マンらしくない大人しさ。
いくつかの物件を紹介されるが、これもネットでチェック済み。

特におすすめのポイントなとを言うわけでもないが、いくつか見てみる気になった目

ただ、この方、地元のことを全く知らなすぎる。
これで紹介できるのかなあ。


3C不動産(大手、現在お世話になっていて長い間お付き合いあり)

20代男性。
担当の方ではないが、現在の住居の様子や私の事情をよくわかってくれているので、話しやすい。
条件も遠慮無く言える。

ただ現在適した物件がなく、今後の紹介を依頼する。


4D不動産(地元)

5-60代男性。

昔からある家族経営の不動産屋さん。
なぜか上から目線ダウン

条件を伝えると、あまり嬉しくなさそうな顔。

そんなのあるかな~。

といいつつ、出してきたものに理由を言ってNOというと、

「あなたの条件は普通の人の条件、つまり コモンピープル じゃないんだよ。

あれはだめ、これはだめ なんて言ってたら、ここの近辺ではまずないよ。

遠いって言うけど、ここから50メートル離れるだけじゃない。

エレベーターだって、みんな上がってるよ、3階くらい」


なーんて、冗談っぽいんだけど、ズケズケ。

こちらも

あらーそーなんですねー。わがままなんですよー、私。ニコニコ

なんて大人の対応で答えたが、10分やりとりすると疲れてきた。

ここにも一応お願いしてきたが、見込みはなさそう。



こうやって対応を比べてみるとなかなか面白いものがある。

しかし、不動産って買うにしても借りるにしても生活や仕事の拠点になるわけで、その人の人生に深く関わるもの。妥協はできないし、大きなお金がからむ。

ただ「物件を紹介する」というより、「その人のよりよい人生をサポートする」というスタンスが必要だと思う。

そのためにはもっとヒアリング耳してくれればいいのいなあ。

C不動産は10年以上のお付き合いで気心も知れてお、かつ私の状況をわかってくれているからいい。
だから、「現在紹介できる物件はないですね」という答えだったのだ。

しかし、他の不動産屋さんは、全く訊いてこないから要望とズレた物件しか出てこない。

営業、結構ダメダメだなあ。

私自身は自分で決められるからよいが、そうでない人は本当に困るだろう。

不動産業界の営業の皆様の育成のお手伝いをしたくなってきたDASH!