パートナーと話していて…
言ったことが伝わらない、ちょっとした一言で空気が重くなる…
そんな経験、一度はありますよね
長く一緒にいると、好きなもの・嫌いなものはだいたい分かる。
でも「なぜそれが好きなのか」「なぜ嫌なのか」まで、全部分かることって意外と少ないものです。
その「理由」が見えた時、
パートナーとの関係がふっとやさしくなることがあります
今日は、私と旦那の間で起きた、そんな出来事の話です
西野カナさんの「トリセツ」。
私はこの曲が好きです。
歌いやすいし、かわいいし、女心あるあるを歌って大ヒットしましたよね。
でも、旦那はこの曲があまり好きではなかったんです。
前にも
「なんで嫌なの?」
と聞いたことはあったけれど
「なんとなくかな」
くらいで話は終わっていました。
そのときの私は、深く考えることもありませんでした。
ところが、ある日またこの曲が流れてきた時、
私はふと「彼の潜在意識」が見えたような気がしたんです。
旦那にはずっと
本音は受け入れてもらえない
という潜在意識のクセがあります。
トリセツの歌詞って
「私の扱い方をちゃんと理解してね」
というメッセージが強い曲ですよね。
私には明るくてかわいい歌でも、
旦那にとっては
一方的に押しつけられているように感じる
言われたからやらなきゃいけない感じがする
そんなふうに聞こえていたんだろうな、と気づいたんです。
彼の中には
自分の本音は言っても理解されない
相手に合わせるしかない
という経験が積み重なっていた。
だから
言われる=重い
押しつけられる=苦しい
になってしまう。
でもその奥には
本当は大切にしたい
本当はもっと寄り添いたい
お互いの気持ちを聞き合ったうえで、自然に大切にし合える夫婦でいたい
そんな願いがちゃんとある
私はそこまで言葉にして旦那に伝えてみました。
すると旦那は
「たしかに、そうかもしれない
」
と、とても納得していました。
この時、私の中でストンと腑に落ちたことがあります。
夫婦は「性格の違い」でぶつかっているように見えて、
本当は「潜在意識の違い」でズレていることが多い。
同じ言葉を聞いても、
潜在意識のフィルターによって
まったく違う意味に聞こえてしまう。
同じ出来事を体験しても、
育ってきた環境や心のクセによって、
受け取り方が全然違ってくる
本人ですら気づいていない無意識の領域。
そこに、反応の理由やイライラの正体が隠れている。
そこへ少しだけ光を当ててあげると、
夫婦関係は一気にやさしくなります。
相手を変えなくてもいい。
相手を責めなくてもいい。
「そう感じていたんだね」と理解が増えるだけで、
距離がぐっと縮まることがあるんです。
もしあなたも、
パートナーの反応に
「なんでそうなるの?」
「そんなつもりで言ったんじゃないのに」
と感じることがあるなら、
それは性格ではなく、潜在意識の違いかもしれません
潜在意識を知っていたからこそ、
私は旦那の反応を
「否定」「文句」「めんどくさい人」
として受け止めるのではなく、
“無意識の背景”として理解することができた。
もし私が潜在意識の知識を持っていなかったら、
「え、なんで?」「そんなに嫌?」で終わってたと思う。
潜在意識の知識があると、
相手の反応を深く見られるようになる。
これは夫婦関係にもめちゃくちゃ大きいなと感じました