徳島県のお松大権現にはこんな伝説があります
江戸時代にお金の貸し借りで無実の罪を背負わされ、奉行の不当な裁きに不服として直訴し処刑された『お松』という女性の愛猫が妖怪となり、奉行の家を代々崇めて仇を討った
これは日本三大怪猫伝の一つとも言われています
地元では猫神さまと呼ばれ
親しまれているのですが
この伝説は
無実で処刑された飼い主の仇を取るために
その飼い猫が化け猫妖怪となり
飼い主を騙した悪い代官たちを
呪って仇を討ったという…
その猫の怨念を鎮めるために
作られた神社なのです
私は大塚国際美術館の休憩中に
見知ったお松大権現の伝説を
さっそく娘や姪に話しました
するとまだ高校生や大学生の子供たちは
「化け猫って…
その神社怖くないの？
大丈夫かな？」
などと言って少し不安そうにしていました
お天気はあいにくの雨で
空もどんよりしています
そしてお松大権現に向かう道中で
だんだん雨脚も強くなり
いつの間にか土砂降りになっていました…
道も土砂崩れがあったのか
通行止めになっていたりして
遠回り…遠回り…で
なんだか行く手を
阻まれている感覚にもなりました
そしてようやく山間の
ひっそりとした場所に鎮座される
お松大権現に到着しました
この時私たちは
『もしかして怖い所に来ちゃった？』
と不安な気持ちは最高潮
傘をさして入り口に進むと
なんと
そこには大きな
可愛い招き猫のお出迎え
それを見た私たちは
なんだかほっこりしたのでした
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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