私と母にとっては久しぶりの九州
そして福岡県太宰府市に鎮座されている
太宰府天満宮
にお参りさせて頂いたのでした
太宰府天満宮は言わずと知れた
全国にある天満宮の総本宮です
私も高校の修学旅行では
こちら太宰府天満宮に
来させて頂いたことを思い出します
私と母が来させて頂いたこの日は
ちょうど受験シーズン真っ只中で
やはりたくさんの受験生らしき方々が
お参りに来られていました
そのため受験合格祈願に
来られる方が多いと思います
京都市にも北野天満宮がありますし
私たちが住む石川県からは
比較的近い事もありそちらへは
よくお参りさせて頂きます
しかし九州は私たちからするとやはり遠く
なかなか来ることができません
そのため私も太宰府天満宮には
本当に久しぶりに来させて頂いた…
と感じたのでした
太宰府天満宮では
本殿を124年ぶりに3年かけて改装するため
その間の仮殿を建設中で
今はこのようになっていました
凄く混雑していたので母が集中して
神様とお話しできるのか心配でしたが
仮殿前でお賽銭を入れた後に
いつものように端の方に寄って
お参りを始めました
私はまずご挨拶で
お久しぶりのお参りに来させて
頂いたことに感謝をしました
そして私は母にこう聞きました
「神社で体調が悪くなるのは
意味があると思っております
ある方がこちら太宰府天満宮にて
お参りしていると
息子さんは心臓が痛くなり
そのお母さんも頭痛がしたそうです
神様に嫌われたのでは？
と心配されていました
この真意をお聞かせ下さい」
するとしばらく黙っていた母が
首をクネクネ回し
龍神様
とはまた違う
スッキリとした低い声で
「誰が嫌うておろうものか
わざわざ足を運んできたものは皆可愛い
何とかしてやりたいと思うておる
がしかし…
本当にその進路で良いのか？
と思う場合もある
その場合はそのように
立ち止まらせ考えさせる事もある
もう一度考えてみよ…とな
それでもやはり強く願うのであれば
また参りに来られるが良い
その時にまた考えようぞ…
人の思う道と
神の考える良き道は
同じとは限らず…
また参られよ、待っておるぞ」
と言うと
母はいつもの母に戻ったのです...
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