東京都新宿区西早稲田に
鎮座される穴八幡宮
に
母と私は二人で初めて
お参りに来させて頂きました
1月の中旬の平日だったのですが
私は少し焦りながら
「先にお札頂く？」
と聞いてみると母は
「まずお参り！」
と言ってさっさと本殿へ
歩き出してしまいました
そしてそれを見た私も
急いで本殿へと向かったのでした
本殿は思ったより大きく
もう10名程の方が
すでにお参りされていました
そのため私たちもまずは手を合わせ
いつものように端に移動し
ゆっくりとお参りさせて頂きました
すると母が私に
「何かお聞きするんだっけ？
さっきお寺で聞いたからもう良いんだった？」
と聞くので私も焦ってしまいついつい
「えっとね…
大晦日にお札を貼らせて頂きましたが
その効果はあるのでしょうか？」
と何とも失礼な質問をしてしまいましたが
母がそのままお聞きしてくれたようで
母の声色が急に変わり
「効果があるかどうか
お主自身で一年後どうなったか
試してみるが良いではないか」
と母に入られたと思われる神様が
ニヤリとして仰ったのです
そして
「必ずしやまた貼りたいと願うはずよ
その時は自身がどのようになったか
沢山の者に知らせるが良い」
と仰いました
お聞きしたことを少し恥じた私は
「失礼な質問をして
申し訳ありませんでした」
と謝りつつ図々しくもさらに
「もう一つ失礼ついでに質問させて下さい！」
と言ってさらに質問をしました
「先ほどお隣の放生寺にお参りさせて頂き
聖観世音菩薩のお言葉に従い
放生寺の一陽来福のお札も
頂いてまいりましたが
穴八幡宮の神様は
放生寺のお札についてどう思われますか？」
とお聞きしましたら
母に入られたと思われる神様は
「こちらの札の方が力は強い…
がしかし
神の力が足らぬ時は仏の力で補う
二体貼るとなお良いぞ…」
と仰ったのです
「では、古くなったお札は
こちらにお持ちするべきですか？
地元の左義長などで出しても大丈夫ですか？」
とお聞きしたら
「それは良い…
ただ、お主は必ず礼にと
古い札を持ってまたここに参りたくなるはず
待っておるぞ」
と言いながら母に乗り移ったと思われる神様は微笑みました
失礼ついでに色々お聞きしていると
本殿内が少し混んできました
こうなると母の集中力は欠けてしまうので私は
「ありがとうございました
神社とお寺二体のお札を貼らせて頂き
来年また参ります」
とお礼を言って母と一緒に本殿から出ました
そして普段の表情に戻った母は
「ここはね
金運のお力が凄いのよ～
その時の恵方から金運を融通してくれる
平日でもこれだけの人だよ
このお札は貼るの大変なのに
これだけ沢山の人が
再び貼りたくなるお札だから
それだけのお力があるんだろうね
私たちにも
一年後お礼に来たくなる
って仰ってたけど
それだけ自信がおありなんだね
来年また来させて頂くのが楽しみだね」
言ったのでした...
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
