善光寺のホームページによると
妻戸台の西側に閻魔像【えんまぞう】がお祀りされています。
私たちは死後四十九日かけて十王に裁かれるといわれ、その十王の中で最も有名なのが閻魔様です。
そのお姿や昔話などから怖い印象が強い閻魔様ですが、慈悲を司るお地蔵様と表裏一体の存在とされています。
戦前までは閻魔像の前を通ってから内陣へと入っていきました。
閻魔様の前を通るということは死を迎えることを意味しており、内々陣には極楽である瑠璃壇があることから、ここから仏様の世界へ生まれ往くという極楽往生を表しています。
また、閻魔様が持つ生前の行いを写すとされる浄玻璃の鏡【じょうはりのかがみ】は参拝者の出口付近にあり、参拝後に身も心も清浄になった穢れ一つないご自身の姿が映し出されます。
とあります
鏡に自分自身を写すのも
何だか怖いですが
閻魔様からのお言葉が書かれた
逆さおみくじを鏡に映すのも
とても怖くて
ドキドキしながら映して読むと
もうまさに見透かされたような
言葉が書いてありました
「甘えを捨てよ！」
私としては本当にその通りだな
と思っていた事を
閻魔様に言い当てられた感じです
今まで母がいるから
ついついいつも気軽にねぇねぇ…と
あまり自分で考えたり感じたりせず
聞いてしまっていたなぁ
これでは私が成長しないんだなぁ
と教えられたように感じた内容でした
その思いをそのままもう一度
閻魔様に向かい心の中で言いました
「お言葉よく分かりました
胸に刻み母に頼らずとも
自分で感じて考えられるように
少しずつなっていきたいと思います」
と言いながら手を合わせました
するとその時
閻魔様がニヤリと笑ったように
感じたのです
☆おすすめの過去記事☆
