一方、墓じまいを考えている友人は
今の住まいの近くに
新しいお墓を作る事は
考えていないようで
遠方のお墓に祖父母、両親
そしてご先祖様がいらっしゃるが
遠くてなかなか行けないとのことで
「自分も一人っ子で
今の家に嫁いできたので
その遠くにある実家の
お墓に入る訳にもいかず
なかなかお参りにも行けない
自分が元気なうちに
思いきって墓じまいしたいけど…」
と思っているようでした
今回のご質問者様も
ご実家のお墓が遠方にあるので
なかなかお参りも簡単ではないですよね
そのため墓じまいを
考えていらっしゃるとのことなので
私の友人のお悩みと
同じだろうと想像します
お墓のお世話をする人もいなくなり
そのまま無縁仏になり
放置されるお墓が多い中
ご質問者のご心配もわかりますし
ご先祖様への供養としても
とても良い事だと思いますよ
その友人も自分の子供のことを考えると
遠くにお墓があるという
重荷は残したくないし
自分もお墓もは持たず
近くのお寺の納骨堂に入っても
良いと考えていると言います
それを聞いた私は友人にこう答えました
「お墓のお骨はそのまま魂抜きをして頂き
その土地のお寺でお焚き上げをしてもらって
または母のようにお骨をお近くの
納骨堂に入れてもらったり
お寺で永代供養してもらうか
それは金額の件もあるし
お寺と相談して決めたら良いと思う
ただ、移す時期はお墓に入っている
祖父母や両親の〇回忌という
タイミングですべきだよ
」
と話すと友人は
「そうなんだ～分かった！
相談して良かった…
お墓荒れてないかな？
早く行かなきゃとずっと思ってて
このまま子供に残すのも申し訳ないし…
とどこか胸の奥でつっかえ棒のように
思っていたからこれで安心できるわ
ありがとう!」
と話しました
このようなお悩みを
持たれている方は少なくないはず
墓じまいをする事は
これからのご時世を考えると
とても良い事だとも思います
でも墓地を更地に戻したりするのには
結構高額になる場合もあるので
なかなか難しいのかもしれませんね
母も京都のお墓を更地にするのに
新しい墓地を購入するくらい費用がかかった
と話していたのを思い出しました
終活のお話しの一つになるかと思いますので
一度ご家族でお話ししておくのも
良いかもしれませんね
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