神々が集う島であるはずの
神奈川県の江の島
さまよう霊に取り憑かれた話を
聞いていた私は
海は繋がってるとは言え
そんな事あるの？と
少し不思議に思いました
そのことを覚えていた私は次の機会に
先生にお会いした時に
この件について質問してみたのでした
「江の島で幽霊に取り憑かれた話を
母からお聞きしましたが
神々が住む島なのに
幽霊がさまようなんてことがあるのですか？
ちょっと不思議に思ったもので…」
とお聞きしました
すると先生は
「海は上とも下とも繋がってるのよ
特に島は海に囲まれてるから
そういう事はあり得るの
そして神々が住まう島といっても
海に囲まれている訳だから
ふと何かのタイミングで
そのようなものが入ってくる事はあるわよ」
と仰いました
それからしばらくしたある日のこと
私たちは滋賀県の琵琶湖にある
竹生島に行かせて頂きました
竹生島も神々が住まう島
と言われていますが
こちらはフェリーでのみ上陸できます
行きも帰りもフェリー会社の方が
人数をキチンと数えて
管理してらっしゃいます
竹生島は小さな島でそこにある
神社とお寺の方以外の住民はおらず
桟橋にあるお店の方も
実は島にはお住まいではありません
その日私たちはお参りが終わって
たまたま一番最後のフェリーだったので
竹生島のお店で働く
従業員の方と一緒になり
世間話をしていました
その会話の中で
「フェリーでキチンと人数把握していますが
島に残ろうとする方とか
いらっしゃるんですか？」
と聞いてみるとその方は
「それもあるけどたまに帰ってこず
そのまま島で身を投げる方がいてね」
と言うので私たちは驚いていると
「長い間島で働いているけど
そんなふうに亡くなる方が
案外いるんですよ」
と話して下さいました
やっぱり竹生島でも
そんな事あるんだなぁ
と思った事を思い出しました
海は上とも下とも繋がってる
と先生は言いますが
よくよく考えると
清らかでもあるけれど
怖い所もあるのだな
と改めて感じたのでした...
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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