奈良県の長谷寺本堂内の
弘法大師様の像の前に立った母は
弘法大師様のお言葉を頂いたようで
こう言いました
「この者(長男)の事は覚えておる
前世で縁があった者
周りを光に導く事が出来る者
その事に自分で気付き
考え方を変えねばならん
そろそろその時期にきておる…」
こんなありがたいお言葉を頂き
私も「ありがたいなぁ」と
思いながら手を合わせました
すると何だか横から
視線を感じたのです
その場所のすぐ横に
長谷寺のお坊さんの待機所があり
そこにたまたまいらっしゃった
お坊さんが覗いてらっしゃいました
静かな本堂の中で
突然何やら怪しいことを話しだす母…
その母を取り囲み
手を合わせる私たち三姉妹…
客観的に見るとそれは
怪し過ぎますよね
私たちは
「スミマセン、お騒がせしました」
と言ってお坊さんにペコリと一礼してから
弘法大師様の像を後にしました
この本堂は十一面観音様を
ぐるりと囲むように順路に
たくさんの仏像が置かれています
どの仏像も歴史を感じる
立派なものばかりなんです
十一面観音様に不安や悩みを取って頂き
感応が強くなっている母は
弘法大師様の前を離れてからも
他の仏様の前に立ち手を合わせ
仏様のお言葉を話しだしたのです
例えば…
後ろ十一面観音様の像の前では
「皆の幸せをいつも願っています」
と言うお言葉を頂きました
また稲荷明神様の前で稲荷真言を
「オンキリカクソワカ…」と唱えると
母が突然凄い笑顔になり
「おー、有り難いのぉ〜」
と話しだすのです
母のそんな様子を見て私は
「こんな風に神様仏様は
手を合わせている私たちに
お言葉をかけて下さってるんだな〜」
と改めて感動したのでした
この記事は、長女🍁かえでが書いてます
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