初めてご覧になる方は、【母と龍神様】の記事からご覧ください。
母が言うには
人は亡くなってから四十九日は
魂がこの世に残っている
とのことでした
そういえば私の夫の母が
しばらくは夫の実家にいると
義母がこの家にいるな
と本当に霊感の無い義父も含め
家族みんなで何か気配を感じたものです
しかし四十九日の法要が終わると
ピタリと義母の気配は感じなくなり
「お義母さんはあっちの世界に行ったんだなぁ」
と感じたものです
そして母はこうも話しました
「亡くなりあっちの世界に行くと
ゆかりのあるの方が迎えに来られるのよ
『この世の修行お疲れ様』ってね
だからこのお兄さんも
四十九日の法要が終わると
きっとご両親が
お迎えに来られるんじゃないかな
『お疲れ様』ってね
だから妹さんは何も心配は要らない
お兄さんはこちらの世界に後悔はない
今こんな話をしていて
もしそのお兄さんに強い後悔があるのなら
その気持ちが伝わってくるかと思うけど
そんな感じはしないよ、穏やかだもの」
この話を友人にすると
友人はとても喜び安心したのでした
この母のアドバイス通り
後日お坊さんをお呼びし
お経を読んでもらい
小さなお葬式をしました
そして四十九日の法要も終えて
お兄さんを送り出したそうです...