初めてご覧になる方は、【母と龍神様】の記事からご覧ください。
「お地蔵様は
優しく信仰深い人を引き寄せ
お世話をしていただいている」
「そういえば祖母がそうだったなぁ
」と思い出しました
あとで妹たちに
この時の話をした時に
分かったことがあります
以前も話に出しましたが
末の妹のももはとても優しい性格で
ももが私たちの通学路におられる
このお地蔵様が好きだったので
そのお地蔵様がつけている
赤い前掛けがボロボロだったのが
気になり手縫いして
なんと
新しい前掛け作りそのお地蔵様に
掛けていたと言うのです
ももは私とは年が離れているので
一緒に登校していなかったこともあり
そんな話は全く知らなかったので
私はとても驚きました
この話を聞いてほっこりしていた
私でしたが母は
「お地蔵様にむやみやたらに
手を合わせてはダメだよ」
と言いました
「何故かと言うと
お地蔵様にもいろいろおられて
だいたいは昔に幼くして亡くなった
子供を偲んで作られたものが多く
また川で亡くなったり
トンネル工場で亡くなったりした方の
霊を鎮めるために作られた
お地蔵様も多いのよ
だからお地蔵様は
そんな場所によくおられるでしょ？
そんなお地蔵様には助けて欲しい霊が
たくさん彷徨っているから
霊がつきやすい人なんかは
むやみやたらに手を合わすと
霊がついてきてしまう
母は言いました
そこで考えてみると
確かにお地蔵様って
トンネルの入り口や
川の橋の所によくおられますよね
お地蔵様がついてきてくれるなら
良いのですが霊がついてきて
しまったら大変ですよね
だから霊がつきやすい体質の方や
ここはあんまり好きじゃないかな
と思う所では簡単に
手は合わせないようにした方が
良いのかもしれませんね
